与えられた2点を通る直線の方程式を求める問題です。4つの異なる2点の組み合わせについて、それぞれ直線の方程式を求めます。

代数学直線方程式座標平面傾きy切片
2025/6/28

1. 問題の内容

与えられた2点を通る直線の方程式を求める問題です。4つの異なる2点の組み合わせについて、それぞれ直線の方程式を求めます。

2. 解き方の手順

直線の方程式は、y=mx+by = mx + b の形で表されます。ここで、mmは傾き、bbはy切片です。2点(x1,y1)(x_1, y_1)(x2,y2)(x_2, y_2)が与えられたとき、傾きmmは次の式で計算できます。
m=y2y1x2x1m = \frac{y_2 - y_1}{x_2 - x_1}
傾きmmが求まったら、与えられた点のどちらか一方を直線の方程式に代入して、bbを求めます。すなわち、y1=mx1+by_1 = mx_1 + bまたはy2=mx2+by_2 = mx_2 + b からbbを計算します。
(1) (3, 1), (5, 7)
m=7153=62=3m = \frac{7-1}{5-3} = \frac{6}{2} = 3
y=3x+by = 3x + bに(3, 1)を代入して、1=3(3)+b1 = 3(3) + bより、1=9+b1 = 9 + bなので、b=8b = -8
したがって、y=3x8y = 3x - 8
(2) (3, -2), (-1, 5)
m=5(2)13=74=74m = \frac{5 - (-2)}{-1 - 3} = \frac{7}{-4} = -\frac{7}{4}
y=74x+by = -\frac{7}{4}x + bに(3, -2)を代入して、2=74(3)+b-2 = -\frac{7}{4}(3) + bより、2=214+b-2 = -\frac{21}{4} + bなので、b=2+214=8+214=134b = -2 + \frac{21}{4} = \frac{-8 + 21}{4} = \frac{13}{4}
したがって、y=74x+134y = -\frac{7}{4}x + \frac{13}{4}
または、4y=7x+134y = -7x + 13より、7x+4y13=07x + 4y - 13 = 0
(3) (-1, 4), (3, 4)
m=443(1)=04=0m = \frac{4 - 4}{3 - (-1)} = \frac{0}{4} = 0
y=0x+by = 0x + bに(-1, 4)を代入して、4=0(1)+b4 = 0(-1) + bより、b=4b = 4
したがって、y=4y = 4
(4) (1, 3), (1, -2)
m=2311=50m = \frac{-2 - 3}{1 - 1} = \frac{-5}{0}
傾きが定義できないため、直線は垂直線です。したがって、x=1x = 1

3. 最終的な答え

(1) y=3x8y = 3x - 8
(2) y=74x+134y = -\frac{7}{4}x + \frac{13}{4} または 7x+4y13=07x + 4y - 13 = 0
(3) y=4y = 4
(4) x=1x = 1

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