1. 問題の内容
不等式 を満たす , に対して、 の最大値と最小値を求める。
2. 解き方の手順
とおく。
このとき、 となる。
これを に代入すると、
この不等式が実数解を持つための条件は、対応する方程式 の判別式 が であること。
したがって、 の最大値は 、最小値は である。
は円 と接するときに、 は最大値または最小値を取る。
を変形すると であるから、これは傾きが -1 の直線を表す。
この直線が円 と接するのは、原点と直線 の距離が円の半径 に等しいときである。
したがって、
したがって、 の最大値は 、最小値は である。
3. 最終的な答え
最大値:
最小値: