あるスーパーマーケットで、来店者の購入状況を調べた結果、食料品を購入した人が85%、日用雑貨を購入した人が55%でした。食料品か日用雑貨のいずれか一方だけを購入した人が44%だったとき、日用雑貨だけを購入した人の割合を求める問題です。

確率論・統計学集合割合論理
2025/3/30

1. 問題の内容

あるスーパーマーケットで、来店者の購入状況を調べた結果、食料品を購入した人が85%、日用雑貨を購入した人が55%でした。食料品か日用雑貨のいずれか一方だけを購入した人が44%だったとき、日用雑貨だけを購入した人の割合を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、食料品を購入した人の割合をAA、日用雑貨を購入した人の割合をBB、両方を購入した人の割合をCC、いずれか一方だけを購入した人の割合をDDとします。
問題文から、以下の情報が得られます。
A=85%A = 85\%
B=55%B = 55\%
D=44%D = 44\%
AABBについて、集合の要素の個数の関係から以下が成り立ちます。
A+B=D+2CA + B = D + 2C
この式に問題文から得られた値を代入します。
85+55=44+2C85 + 55 = 44 + 2C
140=44+2C140 = 44 + 2C
2C=140442C = 140 - 44
2C=962C = 96
C=48C = 48
次に、食料品のみを購入した人の割合をAA'、日用雑貨のみを購入した人の割合をBB'とします。
いずれか一方だけを購入した人の割合DDは、AA'BB'の和で表されます。
D=A+BD = A' + B'
44=A+B44 = A' + B'
また、食料品を購入した人の割合AAは、食料品のみを購入した人の割合AA'と、両方を購入した人の割合CCの和で表されます。
A=A+CA = A' + C
85=A+4885 = A' + 48
A=8548A' = 85 - 48
A=37A' = 37
44=A+B44 = A' + B'A=37A' = 37を代入すると
44=37+B44 = 37 + B'
B=4437B' = 44 - 37
B=7B' = 7
したがって、日用雑貨だけを購入した人は7%です。

3. 最終的な答え

7 %

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