三角形ABCにおいて、点Dは辺ACの中点、点Eは辺AB上にある。直線ED上にED:DF = 2:7 となるように点Fをとる。三角形FEBと四角形DEBCの面積が等しくなるとき、AE:EBを求めよ。
2025/6/29
1. 問題の内容
三角形ABCにおいて、点Dは辺ACの中点、点Eは辺AB上にある。直線ED上にED:DF = 2:7 となるように点Fをとる。三角形FEBと四角形DEBCの面積が等しくなるとき、AE:EBを求めよ。
2. 解き方の手順
三角形ABCの面積をSとする。
三角形FEBの面積と四角形DEBCの面積が等しいので、三角形FEBの面積はS/2である。
ここで、三角形AEDと三角形FECの面積は等しいので、三角形AEBの面積と三角形BECの面積は等しい。つまり、AE:EC = BE:EA である。
AE = a、EB = bとおくと、AC = AD + DC = 2AD となるので、AD = a + b。
より、、 (は定数)とおける。
三角形FEBの面積がS/2であることから、三角形AEFの面積は、三角形AEBの面積の (ED + DF) / ED 倍になっている。
三角形AEBの面積は * 三角形ABCの面積 = 。
三角形AEFの面積は * 三角形AEDの面積 = 三角形AEDの面積となる。
三角形AEDの面積は * 三角形ABEの面積 = Sとなる。
したがって、 より、。
より 。
したがって、。
3. 最終的な答え
AE:EB = 2:7