問題は2つあります。 1つ目の問題は、ある学校の生徒の数学の小テストの結果が与えられており、最頻値、中央値、平均値、第1四分位数、四分位範囲、四分位偏差を求める問題です。 2つ目の問題は、別のグループの生徒の小テストの結果の度数分布表が与えられており、平均値を求める問題と、散布図と相関係数に関する問題です。

確率論・統計学統計平均値最頻値中央値四分位数四分位範囲四分位偏差度数分布表散布図相関係数
2025/3/30

1. 問題の内容

問題は2つあります。
1つ目の問題は、ある学校の生徒の数学の小テストの結果が与えられており、最頻値、中央値、平均値、第1四分位数、四分位範囲、四分位偏差を求める問題です。
2つ目の問題は、別のグループの生徒の小テストの結果の度数分布表が与えられており、平均値を求める問題と、散布図と相関係数に関する問題です。

2. 解き方の手順

1つ目の問題:
(1) 最頻値: 最も度数が多い点数を求めます。
(2) 中央値: データの中央の値を求めます。データ数が偶数の場合は、中央の2つの値の平均を取ります。
(3) 平均値: 全ての点数の合計をデータ数で割ります。
(4) 第1四分位数: データを小さい順に並べたとき、下から25%の位置にある値を求めます。
(5) 四分位範囲: 第3四分位数から第1四分位数を引きます。
(6) 四分位偏差: 四分位範囲を2で割ります。
2つ目の問題:
(1) 平均値: 各点数に度数を掛けた値を合計し、それを全体の度数で割ります。
 平均値=(点数×度数)度数平均値 = \frac{\sum (点数 \times 度数)}{\sum 度数}
相関係数に関する問題:
(1) 散布図は、x軸にx、y軸にyの値を取って、各生徒のデータをプロットすることで作成します。
(2) 散布図からxとyの間にどのような関係があるかを判断します。
(3) 表を埋めます。
各セルに対して、(xxˉ),(yyˉ),(xxˉ)2,(yyˉ)2,(xxˉ)(yyˉ) (x - \bar{x}), (y - \bar{y}), (x - \bar{x})^2, (y - \bar{y})^2, (x - \bar{x})(y - \bar{y}) を計算します。
(4) 相関係数rを計算します。
r=(xxˉ)(yyˉ)(xxˉ)2(yyˉ)2 r = \frac{\sum (x - \bar{x})(y - \bar{y})}{\sqrt{\sum (x - \bar{x})^2 \sum (y - \bar{y})^2}}

3. 最終的な答え

1つ目の問題:
(1) 7
(2) 6
(3) 5
(4) 4
(5) 3
(6) 1.5
2つ目の問題:
(1) 平均値: 0×0+1×0+2×0+3×3+4×7+5×10+6×7+7×3+8×0+9×0+10×030=0+0+0+9+28+50+42+21+0+0+030=15030=5\frac{0\times0 + 1\times0 + 2\times0 + 3\times3 + 4\times7 + 5\times10 + 6\times7 + 7\times3 + 8\times0 + 9\times0 + 10\times0}{30} = \frac{0+0+0+9+28+50+42+21+0+0+0}{30} = \frac{150}{30} = 5
相関係数に関する問題:
表の空欄を埋める。
| x | y | (x - x̄) | (y - ȳ) | (x - x̄)² | (y - ȳ)² | (x - x̄)(y - ȳ) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 3 | -3 | -2 | 9 | 4 | 6 |
| 2 | 2 | -2 | -3 | 4 | 9 | 6 |
| 3 | 5 | -1 | 0 | 1 | 0 | 0 |
| 4 | 6 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 |
| 8 | 8 | 4 | 3 | 16 | 9 | 12 |
| 7 | 6 | 3 | 1 | 9 | 1 | 3 |
| 6 | 7 | 2 | 2 | 4 | 4 | 4 |
| 4 | 4 | 0 | -1 | 0 | 1 | 0 |
| 2 | 3 | -2 | -2 | 4 | 4 | 4 |
| 3 | 6 | -1 | 1 | 1 | 1 | -1 |
| 合計 | | | | 48 | 34 | 34 |
r=3448×34=341632=3440.40.84 r = \frac{34}{\sqrt{48 \times 34}} = \frac{34}{\sqrt{1632}} = \frac{34}{40.4} \approx 0.84
(4) 0.841

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