20本のくじの中に当たりくじが5本入っています。A, Bの2人がこの順に1本ずつくじを引きます。引いたくじは元に戻しません。 このとき、以下の確率を求めます。 * Aが当たる確率 * Aが外れ、Bが当たる確率 * Bが当たる確率

確率論・統計学確率条件付き確率くじ引き
2025/4/10

1. 問題の内容

20本のくじの中に当たりくじが5本入っています。A, Bの2人がこの順に1本ずつくじを引きます。引いたくじは元に戻しません。
このとき、以下の確率を求めます。
* Aが当たる確率
* Aが外れ、Bが当たる確率
* Bが当たる確率

2. 解き方の手順

(1) Aが当たる確率
Aが最初に引くので、当たりくじを引く確率は、当たりくじの本数/全体のくじの本数で計算できます。
(2) Aが外れ、Bが当たる確率
Aが外れる確率は、11 - Aが当たる確率 で計算できます。Aが外れた後、残り19本のくじの中に当たりくじは5本残っています。したがって、Bが当たる確率は、5/19です。
Aが外れ、Bが当たる確率は、Aが外れる確率 ×\times Bが当たる確率 で計算できます。
(3) Bが当たる確率
Bが当たる確率は、Aが当たってBも当たる確率と、Aが外れてBが当たる確率の和として計算できます。
Aが当たってBも当たる確率は、Aが当たる確率 ×\times Aが当たった後にBが当たる確率 で計算できます。
Aが当たった後にBが当たる確率は、残りの19本の中に当たりくじが4本残っているので、4/19です。
Aが外れてBが当たる確率は、すでに計算済みです。
(1) Aが当たる確率:
P(A)=520=14P(A) = \frac{5}{20} = \frac{1}{4}
(2) Aが外れて、Bが当たる確率:
Aが外れる確率は、114=341 - \frac{1}{4} = \frac{3}{4}
Aが外れたとき、Bが当たる確率は、519\frac{5}{19}
P(Aが外れ、Bが当たる)=34×519=1576P(\text{Aが外れ、Bが当たる}) = \frac{3}{4} \times \frac{5}{19} = \frac{15}{76}
(3) Bが当たる確率:
Aが当たってBも当たる確率は、14×419=119\frac{1}{4} \times \frac{4}{19} = \frac{1}{19}
Aが外れてBが当たる確率は、1576\frac{15}{76}
Bが当たる確率は、119+1576=476+1576=1976=14\frac{1}{19} + \frac{15}{76} = \frac{4}{76} + \frac{15}{76} = \frac{19}{76} = \frac{1}{4}

3. 最終的な答え

Aが当たる確率は 14\frac{1}{4}
Aが外れ、Bが当たる確率は 1576\frac{15}{76}
Bが当たる確率は 14\frac{1}{4}

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