この問題は、確率に関するいくつかの小問から構成されています。 * 1. サイコロを1回投げたときの、特定の目の出方の確率を求める問題。 * 2. 袋の中から玉を取り出すときの、特定の色の玉が出る確率を求める問題。 * 3. サイコロを2回投げたときの、目の和や積に関する確率を求める問題。

確率論・統計学確率サイコロ確率の計算組み合わせ
2025/3/30

1. 問題の内容

この問題は、確率に関するいくつかの小問から構成されています。
*

1. サイコロを1回投げたときの、特定の目の出方の確率を求める問題。

*

2. 袋の中から玉を取り出すときの、特定の色の玉が出る確率を求める問題。

*

3. サイコロを2回投げたときの、目の和や積に関する確率を求める問題。

2. 解き方の手順

**

1. サイコロを1回投げる問題**

(1) 5以上の目が出る確率
サイコロの目は1から6まであり、5以上の目は5と6の2つです。したがって、確率は
P(5以上)=26=13P(5以上) = \frac{2}{6} = \frac{1}{3}
(2) 偶数または3の倍数の目が出る確率
偶数は2, 4, 6の3つです。3の倍数は3, 6の2つです。偶数または3の倍数は2, 3, 4, 6の4つです。したがって、確率は
P(偶数または3の倍数)=46=23P(偶数または3の倍数) = \frac{4}{6} = \frac{2}{3}
**

2. 袋から玉を取り出す問題**

(1) 赤玉が出る確率
袋の中には赤玉が3個、白玉が4個、合計7個の玉が入っています。1個取り出した時に赤玉が出る確率は
P(赤玉)=37P(赤玉) = \frac{3}{7}
(2) 赤玉1個と白玉1個が出る確率
2個の玉を取り出す方法は全部で (72)=7×62×1=21\binom{7}{2} = \frac{7 \times 6}{2 \times 1} = 21 通りです。
赤玉1個と白玉1個を取り出す方法は 3×4=123 \times 4 = 12 通りです。
したがって、確率は
P(赤玉1個と白玉1)=1221=47P(赤玉1個と白玉1個) = \frac{12}{21} = \frac{4}{7}
**

3. サイコロを2個投げる問題**

(1) 2つの目の和が7になる確率
2つのサイコロの目の組み合わせで和が7になるのは、(1, 6), (2, 5), (3, 4), (4, 3), (5, 2), (6, 1)の6通りです。
サイコロの目の出方は全部で 6×6=366 \times 6 = 36 通りなので、確率は
P(和が7)=636=16P(和が7) = \frac{6}{36} = \frac{1}{6}
(2) 2つとも偶数の目が出る確率
1つのサイコロで偶数の目が出る確率は 36=12\frac{3}{6} = \frac{1}{2} です。2つとも偶数である確率は
P(2つとも偶数)=12×12=14P(2つとも偶数) = \frac{1}{2} \times \frac{1}{2} = \frac{1}{4}
(3) 2つの目の積が25以上になる確率
積が25以上になるのは、(5, 5), (5, 6), (6, 5), (6, 6) の4通りです。
サイコロの目の出方は全部で 6×6=366 \times 6 = 36 通りなので、確率は
P(積が25以上)=436=19P(積が25以上) = \frac{4}{36} = \frac{1}{9}

3. 最終的な答え

1. (1) $\frac{1}{3}$

(2) 23\frac{2}{3}

2. (1) $\frac{3}{7}$

(2) 47\frac{4}{7}

3. (1) $\frac{1}{6}$

(2) 14\frac{1}{4}
(3) 19\frac{1}{9}

「確率論・統計学」の関連問題

20本のくじの中に当たりくじが5本入っています。A, Bの2人がこの順に1本ずつくじを引きます。引いたくじは元に戻しません。 このとき、以下の確率を求めます。 * Aが当たる確率 * Aが外れ、Bが当...

確率条件付き確率くじ引き
2025/4/10

袋Aには赤玉3個、白玉5個が入っており、袋Bには赤玉4個、白玉4個が入っている。それぞれの袋から玉を1個ずつ取り出すとき、両方とも赤玉が出る確率を求める問題です。

確率事象独立事象組み合わせ
2025/4/10

20本のくじの中に当たりくじが5本ある。A, Bの2人がこの順に1本ずつくじを引く。引いたくじは元に戻さない。このとき、Aが当たる確率、Aが外れてBが当たる確率、そしてBが当たる確率をそれぞれ求める。

確率条件付き確率くじ引き
2025/4/10

1つのサイコロを5回続けて投げるとき、奇数の目がちょうど4回出る確率と、4回以上出る確率を求める問題です。

確率二項分布サイコロ
2025/4/10

袋Aには赤玉3個、白玉5個が、袋Bには赤玉4個、白玉4個が入っている。それぞれの袋から玉を1個ずつ取り出すとき、両方とも赤玉が出る確率を求める問題です。

確率独立事象確率の乗法定理
2025/4/10

(1) 1から4までの整数が書かれた4枚のカードから2枚を同時に引くとき、引いたカードに書かれた数の和が3の倍数になる確率を求める。 (2) 袋の中に1, 1, 2, 3, 3, 4の数字が書かれた6...

確率組み合わせ条件付き確率
2025/4/10

赤球5個と白球3個が入った袋から、3個の球を同時に取り出すとき、取り出した3個の球が全て同じ色である確率を求める。

確率組み合わせ場合の数
2025/4/10

2科目の小テストに関する5人の生徒の得点データが与えられています。それぞれの科目の得点を変量 $x$ , $y$ とするとき、変量 $x$ , $y$ の相関係数を求める問題です。

相関係数統計データ分析標準偏差共分散
2025/4/10

(1) 母平均 $\mu = 80$, 母標準偏差 $\sigma = 12$ の母集団から, 大きさ $n = 400$ の無作為標本を抽出したとき, 標本平均 $\overline{X}$ が $...

確率標本平均標本比率中心極限定理正規分布統計的推測
2025/4/10

## 1. 問題の内容

期待値分散標準偏差確率変数独立性
2025/4/10