1. 問題の内容
命題「」の逆と裏について、それぞれの真偽を判定し、正しい組み合わせを選択する。
2. 解き方の手順
(1) 逆を求める:
逆は、元の命題の仮定と結論を入れ替えたものです。したがって、逆は「」となります。
(2) 逆の真偽を判定する:
逆「」が常に成り立つかを確認します。
は を意味します。しかし、これは を必ずしも意味しません。
例えば、 で の場合、、となり、 なので は成り立ちません。
, の場合、, となり、 ですが、 は成り立ちます。
, の場合、, となり、 なので は成り立ちません。
, の場合、, となり、 であり、 も成り立ちます。
, の場合、, となり、 なので は成り立ちません。
しかし、の場合は, なので、は成り立ちませんが、なのでという条件からは導けません。
で の場合、、となり、 ですが、 となり、 は成り立ちません。
したがって、逆は偽です。
(3) 裏を求める:
裏は、元の命題の仮定と結論をそれぞれ否定したものです。したがって、裏は「」となります。
(4) 裏の真偽を判定する:
裏「」が常に成り立つかを確認します。
は を必ずしも意味しません。
例えば、 で の場合、ですが、、となり、 なので裏は偽です。
しかし、, の場合、 であり、, となり、 も成り立ちます。
の時 となる例があるので、裏は偽。
別の例:、のとき、 だが、 となる。
従って裏は偽。
(5) 選択肢の確認:
選択肢の中で「逆:偽、裏:偽」となっているのは選択肢4です。
3. 最終的な答え
4