円 $x^2 + y^2 = 13$ と直線 $y = -x - 1$ の共有点の個数を求め、共有点がある場合はその座標を求める。

幾何学直線共有点連立方程式二次方程式
2025/6/29
## 問題12(1)

1. 問題の内容

x2+y2=13x^2 + y^2 = 13 と直線 y=x1y = -x - 1 の共有点の個数を求め、共有点がある場合はその座標を求める。

2. 解き方の手順

円の方程式と直線の方程式を連立させて、yy を消去し、xx の2次方程式を導出する。
得られた2次方程式の判別式 DD を計算し、以下の条件で共有点の個数を判断する。
* D>0D > 0 ならば、共有点は2個
* D=0D = 0 ならば、共有点は1個
* D<0D < 0 ならば、共有点は0個
共有点がある場合は、xx の値を求めて、y=x1y = -x - 1 に代入して yy の値を求める。
円の方程式に直線の方程式を代入すると、
x2+(x1)2=13x^2 + (-x - 1)^2 = 13
x2+(x2+2x+1)=13x^2 + (x^2 + 2x + 1) = 13
2x2+2x+1=132x^2 + 2x + 1 = 13
2x2+2x12=02x^2 + 2x - 12 = 0
x2+x6=0x^2 + x - 6 = 0
この2次方程式の判別式 DD は、
D=124(1)(6)=1+24=25D = 1^2 - 4(1)(-6) = 1 + 24 = 25
D>0D > 0 なので、共有点は2個ある。
2次方程式を解くと、
(x+3)(x2)=0(x + 3)(x - 2) = 0
x=3x = -3 または x=2x = 2
x=3x = -3 のとき、y=(3)1=31=2y = -(-3) - 1 = 3 - 1 = 2
x=2x = 2 のとき、y=21=3y = -2 - 1 = -3
したがって、共有点の座標は (3,2)(-3, 2)(2,3)(2, -3) である。

3. 最終的な答え

共有点の個数は2個。
共有点の座標は (3,2)(-3, 2)(2,3)(2, -3)

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