正六面体の各辺の中点を通る平面で8個の角を切り取った多面体について、面の数、頂点の数、辺の数をそれぞれ求める。

幾何学多面体正六面体オイラーの多面体公式空間図形
2025/6/29

1. 問題の内容

正六面体の各辺の中点を通る平面で8個の角を切り取った多面体について、面の数、頂点の数、辺の数をそれぞれ求める。

2. 解き方の手順

(1) 元の正六面体の情報
- 面の数:6
- 頂点の数:8
- 辺の数:12
(2) 角を切り取ったことによる変化
- 8個の頂点が切り取られる。
- 各頂点を切り取ると、新しい三角形の面が1つできる。したがって、新しい面が8個増える。
- 各頂点を切り取ると、元の頂点が3つの新しい頂点になる。したがって、頂点の数は 8×3=248 \times 3 = 24 増える。ただし、元の頂点(8個)はなくなるので、増えた頂点の数は24個である。
- 各頂点を切り取ると、元の頂点に繋がっていた3本の辺がそれぞれ新しい辺に置き換わり、各三角形の面に3本の新しい辺ができる。したがって、新しい辺が 8×3=248 \times 3 = 24 本増える。
(3) 切り取られた多面体の情報
- 面の数:6+8=146 + 8 = 14
- 頂点の数:24
- 辺の数:12+24=3612 + 24 = 36
(4) オイラーの多面体公式の確認
オイラーの多面体公式は、VE+F=2V - E + F = 2 (V: 頂点の数、E: 辺の数、F: 面の数)で表される。
この多面体の場合、2436+14=224 - 36 + 14 = 2となり、オイラーの多面体公式が成り立つ。

3. 最終的な答え

- 面の数:14
- 頂点の数:24
- 辺の数:36

「幾何学」の関連問題

座標平面上に点A(0, 5)を中心とし、$x$軸に接する円Kがある。直線$l: y = 7x + 5k$と円Kは異なる2点B, Cで交わっている。ここで、$k$は定数である。 (1) 円Kの方程式を求...

接線座標平面正方形方程式二次方程式
2025/6/29

## 数学の問題の解答

正四面体体積ベクトル空間図形
2025/6/29

一辺の長さが3の正四面体OABCがある。辺OC上にOD=1となる点Dを、辺OB上にOE=3/4となる点Eをとる。 (1) △ABCの外接円の半径と、点Oから平面ABCに下ろした垂線の足Hまでの距離OH...

空間図形正四面体体積ベクトル三角比
2025/6/29

与えられた図は立方体の展開図に正方形が2つ余分に追加されたものである。追加された2つの正方形の組み合わせは何通り考えられるか。

立方体展開図空間認識組み合わせ
2025/6/29

図のような展開図を組み立てて正八面体を作ったとき、面キ以外で面αと接している面はどれかを選ぶ問題です。

立体図形正八面体展開図空間認識
2025/6/29

与えられた展開図を組み立ててできる立方体として、選択肢1~5のうちどれが正しいかを答える問題です。展開図には、黒丸と白丸が描かれています。

立方体展開図空間認識能力
2025/6/29

与えられた図は立方体の展開図に正方形が2つ余分に追加されたものです。追加された2つの正方形の組み合わせとして考えられるものが何通りあるかを求める問題です。

立方体展開図組み合わせ
2025/6/29

点A(2, 4)から円 $x^2 + y^2 = 4$ に引いた接線の方程式を求め、接点の座標も求める。

接線座標方程式
2025/6/29

問題12:以下の円と直線の共有点の個数を求め、共有点がある場合はその座標を求める。 (1) $x^2 + y^2 = 13$, $y = -x - 1$ (2) $x^2 + y^2 = 2$, $y...

直線共有点連立方程式判別式点と直線の距離
2025/6/29

問題10では、与えられた方程式がどのような図形を表すかを答えます。 (1) $x^2 + y^2 - 2x - 6y + 5 = 0$ (2) $x^2 + y^2 + 4y = 0$ 問題11では、...

方程式外心外接円
2025/6/29