第3項が10、第6項が1である等差数列 $\{a_n\}$ の一般項を求めよ。

代数学等差数列数列一般項連立方程式
2025/6/30

1. 問題の内容

第3項が10、第6項が1である等差数列 {an}\{a_n\} の一般項を求めよ。

2. 解き方の手順

等差数列の一般項は an=a+(n1)da_n = a + (n-1)d で表されます。ここで、aa は初項、dd は公差です。
問題文より、第3項が10なので、a3=10a_3 = 10、第6項が1なので、a6=1a_6 = 1 であることがわかります。
これらの情報を一般項の式に代入すると、以下の2つの式が得られます。
a3=a+2d=10a_3 = a + 2d = 10
a6=a+5d=1a_6 = a + 5d = 1
この2つの式を連立方程式として解きます。
下の式から上の式を引くと、
(a+5d)(a+2d)=110(a + 5d) - (a + 2d) = 1 - 10
3d=93d = -9
d=3d = -3
d=3d = -3a+2d=10a + 2d = 10 に代入すると、
a+2(3)=10a + 2(-3) = 10
a6=10a - 6 = 10
a=16a = 16
したがって、初項 a=16a = 16、公差 d=3d = -3 であることがわかります。
これらを一般項の式に代入すると、
an=16+(n1)(3)a_n = 16 + (n-1)(-3)
an=163n+3a_n = 16 - 3n + 3
an=193na_n = 19 - 3n

3. 最終的な答え

an=193na_n = 19 - 3n

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