四角形ABCDはひし形、四角形AEFDは正方形である。$\angle ABC = 48^\circ$ のとき、$\angle CFE$ の大きさを求めよ。

幾何学角度ひし形正方形二等辺三角形
2025/6/30

1. 問題の内容

四角形ABCDはひし形、四角形AEFDは正方形である。ABC=48\angle ABC = 48^\circ のとき、CFE\angle CFE の大きさを求めよ。

2. 解き方の手順

まず、ひし形の性質より、ABC=ADC=48\angle ABC = \angle ADC = 48^\circ である。
また、ひし形ABCDの向かい合う角は等しいので、ABC=ADC=48\angle ABC = \angle ADC = 48^\circ
ひし形の隣り合う角の和は180度であるので、
BCD=180ABC=18048=132\angle BCD = 180^\circ - \angle ABC = 180^\circ - 48^\circ = 132^\circ
正方形AEFDの性質より、ADF=90\angle ADF = 90^\circ
よって、CDF=ADCADF=4890\angle CDF = \angle ADC - \angle ADF = 48^\circ - 90^\circ は計算できない。
BAD=180ABC=18048=132\angle BAD = 180^\circ - \angle ABC = 180^\circ - 48^\circ = 132^\circ
次に、正方形AEFDに着目すると、DAE=90\angle DAE = 90^\circ
ひし形の性質より、BAC=CAD\angle BAC = \angle CAD であるので、BAC=132/2=66\angle BAC = 132^\circ / 2 = 66^\circ
ここで、EAB=BADDAE=13290\angle EAB = \angle BAD - \angle DAE = 132^\circ - 90^\circではない。
ひし形の性質から、AB=BC=CD=DAAB = BC = CD = DA である。
正方形の性質から、AE=EF=FD=DAAE = EF = FD = DA である。
したがって、AD=AE=ABAD = AE = AB なので、三角形ABEは二等辺三角形である。
よって、AEB=ABE=48\angle AEB = \angle ABE = 48^\circ なので、EAB=1804848=84\angle EAB = 180^\circ - 48^\circ - 48^\circ = 84^\circ
EAD=90\angle EAD = 90^\circ なので、BAD=EAB+EAD=84+90\angle BAD = \angle EAB + \angle EAD = 84^\circ + 90^\circ ではない。
AD=CDAD = CD であり、AD=FDAD = FD なので、CD=FDCD = FD である。
したがって、三角形CDFは二等辺三角形である。
ADC=48\angle ADC = 48^\circ であるので、ADF=90\angle ADF = 90^\circ より、CDF=4890=42\angle CDF = |48^\circ - 90^\circ| = 42^\circ
CFD=DCF\angle CFD = \angle DCF であるので、CFD=(18042)/2=138/2=69\angle CFD = (180^\circ - 42^\circ) / 2 = 138^\circ / 2 = 69^\circ
最後に、CFE=180CFD=18069=111\angle CFE = 180^\circ - \angle CFD = 180^\circ - 69^\circ = 111^\circ

3. 最終的な答え

111°

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