放物線で囲まれた面積を求めるには、まず2つの放物線の交点を求め、積分区間を決定します。次に、積分区間内でどちらの関数が大きいかを確認し、大きい方の関数から小さい方の関数を引いたものを積分します。
(1)
交点を求める:
x2=−x2+2x+4 2x2−2x−4=0 x2−x−2=0 (x−2)(x+1)=0 積分区間は −1≤x≤2 です。 この区間では −x2+2x+4≥x2 が成り立ちます。 面積 S1 は以下のように計算されます: S1=∫−12(−x2+2x+4−x2)dx S1=∫−12(−2x2+2x+4)dx S1=[−32x3+x2+4x]−12 S1=(−32(2)3+(2)2+4(2))−(−32(−1)3+(−1)2+4(−1)) S1=(−316+4+8)−(32+1−4) S1=(−316+12)−(32−3) S1=−316+12−32+3 S1=−318+15 S1=−6+15=9 (2)
交点を求める:
x2=21x2+2 21x2−2=0 積分区間は −2≤x≤2 です。 この区間では 21x2+2≥x2 が成り立ちます。 面積 S2 は以下のように計算されます: S2=∫−22(21x2+2−x2)dx S2=∫−22(−21x2+2)dx S2=[−61x3+2x]−22 S2=(−61(2)3+2(2))−(−61(−2)3+2(−2)) S2=(−68+4)−(68−4) S2=(−34+4)−(34−4) S2=−34+4−34+4 S2=−38+8 S2=3−8+24=316