## 問題の回答

幾何学距離内分点外分点直線の傾き直線の切片
2025/6/30
## 問題の回答
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1. 問題の内容

5つの小問からなる問題です。
(1) 2点間の距離を求める問題が2つあります。
(2) 2点A, Bを結ぶ線分ABを内分する点と中点の座標を求める問題です。
(3) 2点A, Bを結ぶ線分ABを外分する点の座標を求める問題です。
(4) 2点間の距離を求める問題が2つあります。
(5) 直線の傾きと切片を求める問題が2つあります。
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2. 解き方の手順

(1) 2点間の距離は、座標の差の絶対値で求められます。
* A(2), B(5)の距離: 52=3|5 - 2| = 3
* C(3), D(-2)の距離: 23=5=5|-2 - 3| = |-5| = 5
(2) 線分ABをm:nに内分する点の座標は、以下の式で求められます。
P=nA+mBm+nP = \frac{n\cdot A + m\cdot B}{m+n}
線分ABの中点は、AとBの座標の平均で求められます。
* A(-1), B(5) を 2:1 に内分する点P: P=1(1)+252+1=1+103=93=3P = \frac{1\cdot(-1) + 2\cdot 5}{2+1} = \frac{-1 + 10}{3} = \frac{9}{3} = 3
* 線分ABの中点M: M=1+52=42=2M = \frac{-1 + 5}{2} = \frac{4}{2} = 2
(3) 線分ABをm:nに外分する点の座標は、以下の式で求められます。
Q=nA+mBmnQ = \frac{-n\cdot A + m\cdot B}{m-n}
* A(1), B(5) を 2:1 に外分する点P: P=11+2521=1+101=9P = \frac{-1\cdot 1 + 2\cdot 5}{2-1} = \frac{-1 + 10}{1} = 9
* 線分ABを1:2 に外分する点Q: Q=21+1512=2+51=31=3Q = \frac{-2\cdot 1 + 1\cdot 5}{1-2} = \frac{-2 + 5}{-1} = \frac{3}{-1} = -3
(4) 2点間の距離は、以下の式で求められます。
d=(x2x1)2+(y2y1)2d = \sqrt{(x_2 - x_1)^2 + (y_2 - y_1)^2}
* A(2, 3), B(5, -1) の距離: d=(52)2+(13)2=32+(4)2=9+16=25=5d = \sqrt{(5 - 2)^2 + (-1 - 3)^2} = \sqrt{3^2 + (-4)^2} = \sqrt{9 + 16} = \sqrt{25} = 5
* O(0, 0), C(1, -4) の距離: d=(10)2+(40)2=12+(4)2=1+16=17d = \sqrt{(1 - 0)^2 + (-4 - 0)^2} = \sqrt{1^2 + (-4)^2} = \sqrt{1 + 16} = \sqrt{17}
(5) 直線の式を y=mx+cy = mx + c の形に変形します。このとき、mm が傾き、cc が切片です。
* 3x2y+4=03x - 2y + 4 = 0 -> 2y=3x+42y = 3x + 4 -> y=32x+2y = \frac{3}{2}x + 2 したがって、傾きは 32\frac{3}{2}、切片は 2 です。
* 2x+3y9=02x + 3y - 9 = 0 -> 3y=2x+93y = -2x + 9 -> y=23x+3y = -\frac{2}{3}x + 3 したがって、傾きは 23-\frac{2}{3}、切片は 3 です。
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3. 最終的な答え

(1) ① 3 ② 5
(2) ① 3 ② 2
(3) ① 9 ② -3
(4) ① 5 ② 17\sqrt{17}
(5) ① 傾き: 32\frac{3}{2}, 切片: 2 ② 傾き: 23-\frac{2}{3}, 切片: 3

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