2次関数 $y=x^2-2mx+3m$ の最小値を $l$ とする。 (1) $l$ を $m$ の式で表す。 (2) $l$ が最も大きくなるときの $m$ の値と、そのときの $l$ の値を求める。

代数学二次関数平方完成最大値最小値
2025/6/30

1. 問題の内容

2次関数 y=x22mx+3my=x^2-2mx+3m の最小値を ll とする。
(1) llmm の式で表す。
(2) ll が最も大きくなるときの mm の値と、そのときの ll の値を求める。

2. 解き方の手順

(1) 与えられた2次関数を平方完成して、最小値を mm の式で表す。
y=x22mx+3my = x^2 - 2mx + 3m
y=(xm)2m2+3my = (x - m)^2 - m^2 + 3m
よって、最小値 ll
l=m2+3ml = -m^2 + 3m
(2) l=m2+3ml = -m^2 + 3m を最大にする mm の値を求める。llmm について平方完成する。
l=(m23m)l = -(m^2 - 3m)
l=(m32)2+94l = -\left( m - \frac{3}{2} \right)^2 + \frac{9}{4}
llm=32m = \frac{3}{2} のとき最大値 94\frac{9}{4} をとる。

3. 最終的な答え

(1) l=m2+3ml = -m^2 + 3m
(2) m=32m = \frac{3}{2} のとき l=94l = \frac{9}{4}

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