2次関数 $y = x^2 - 2x - m - 1$ のグラフと $x$ 軸との共有点の個数が、定数 $m$ の値によってどのように変わるかを調べる問題です。

代数学二次関数判別式共有点2次方程式
2025/6/30

1. 問題の内容

2次関数 y=x22xm1y = x^2 - 2x - m - 1 のグラフと xx 軸との共有点の個数が、定数 mm の値によってどのように変わるかを調べる問題です。

2. 解き方の手順

2次関数 y=ax2+bx+cy = ax^2 + bx + c のグラフと xx 軸との共有点の個数は、判別式 D=b24acD = b^2 - 4ac によって決まります。
- D>0D > 0 のとき、共有点は2個。
- D=0D = 0 のとき、共有点は1個。
- D<0D < 0 のとき、共有点は0個。
与えられた2次関数 y=x22xm1y = x^2 - 2x - m - 1 について、判別式 DD を計算します。
a=1a = 1, b=2b = -2, c=m1c = -m - 1 であるから、
D=(2)24(1)(m1)=4+4m+4=4m+8D = (-2)^2 - 4(1)(-m - 1) = 4 + 4m + 4 = 4m + 8
次に、DD の符号によって共有点の個数がどのように変わるかを調べます。
- D>0D > 0 のとき、4m+8>04m + 8 > 0 より m>2m > -2。このとき共有点は2個。
- D=0D = 0 のとき、4m+8=04m + 8 = 0 より m=2m = -2。このとき共有点は1個。
- D<0D < 0 のとき、4m+8<04m + 8 < 0 より m<2m < -2。このとき共有点は0個。

3. 最終的な答え

- m>2m > -2 のとき、共有点は2個。
- m=2m = -2 のとき、共有点は1個。
- m<2m < -2 のとき、共有点は0個。

「代数学」の関連問題

問題35と36の二次関数のグラフを描き、それぞれの頂点と軸を求める問題です。

二次関数グラフ頂点放物線
2025/6/30

与えられた4つの一次関数は次の通りです。 (1) $y = 2x - 1$ (2) $y = x + 1$ (3) $y = -2x + 2$ (4) $y = \frac{1}{3}x - 3$

一次関数グラフ傾きy切片
2025/6/30

与えられたグラフ①が、選択肢のアからエのどの関数を表しているかを問われています。選択肢は次の通りです。 ア. $y = 5x + 1$ イ. $y = x + 3$ ウ. $y = x + 1$ エ....

一次関数グラフ傾きy切片
2025/6/30

与えられた4つの線形方程式があります。 (1) $y = -2x - 1$ (2) $y = x - 2$ (3) $y = -4x$ (4) $y = \frac{3}{2}x - 6$

線形方程式傾きy切片グラフ
2025/6/30

一次関数 $y = 2x + 4$ のグラフについて、y軸と交わる点の座標と切片を求めます。

一次関数グラフy軸切片座標
2025/6/30

問題は、一次関数 $y = 2x - 3$ のグラフを、与えられた座標平面上に描き入れること、そして、そのグラフが $y = 2x$ のグラフをどのように移動させたものなのかを説明することです。

一次関数グラフ平行移動座標平面
2025/6/30

一次関数 $y = 2x + 3$ のグラフ上の点A, B, Cの座標を求める問題です。それぞれの点のx座標が与えられており、対応するy座標を求める必要があります。Aはx=4、Bはx=-5、Cはx=3...

一次関数グラフ座標計算
2025/6/30

次の条件で定義される数列$\{a_n\}$の一般項$a_n$を求めます。 (1) $a_1 = 2$, $a_{n+1} = 3a_n + 2$ (2) $a_1 = 4$, $a_{n+1} = a...

数列漸化式等比数列階差数列
2025/6/30

数列 $\{a_n\}$ の一般項が $a_n = (-3)^{n-1}$ で表されるとき、$\sum_{k=1}^{6} |a_k|$ を求めよ。

数列絶対値等比数列級数
2025/6/30

$a$ を実数とするとき、2つの方程式 $ax^2 - 4x + 2a = 0$ と $x^2 - 2ax + 2a^2 - 2a - 3 = 0$ がある。 (1) 2つの方程式がともに実数解を持つ...

二次方程式判別式解の公式実数解解の範囲
2025/6/30