問題は2つあります。 (1) 例33で扱った$\sqrt{7}$以外に、$\frac{7}{\sqrt{28}}$の分母を有理化することができる数を考える。 (2) 見つけた数を$\frac{7}{\sqrt{28}}$の分母と分子に掛けて有理化し、例33での答えと一致するか確認する。

算数平方根有理化数の計算
2025/6/30

1. 問題の内容

問題は2つあります。
(1) 例33で扱った7\sqrt{7}以外に、728\frac{7}{\sqrt{28}}の分母を有理化することができる数を考える。
(2) 見つけた数を728\frac{7}{\sqrt{28}}の分母と分子に掛けて有理化し、例33での答えと一致するか確認する。

2. 解き方の手順

(1) 28\sqrt{28}を簡単にすると、272\sqrt{7}となるので、7\sqrt{7}の他に2も分母を有理化できる数として考えられます。
(2) まず、728\frac{7}{\sqrt{28}}を有理化します。28=27\sqrt{28} = 2\sqrt{7}なので、
728=727\frac{7}{\sqrt{28}} = \frac{7}{2\sqrt{7}}となります。
分母と分子に7\sqrt{7}を掛けると、
727=77277=772×7=72\frac{7}{2\sqrt{7}} = \frac{7\sqrt{7}}{2\sqrt{7}\sqrt{7}} = \frac{7\sqrt{7}}{2 \times 7} = \frac{\sqrt{7}}{2}
となります。
次に、見つけた数である2を728\frac{7}{\sqrt{28}}の分母と分子に掛けてみます。
728=74×7=727\frac{7}{\sqrt{28}} = \frac{7}{\sqrt{4 \times 7}} = \frac{7}{2\sqrt{7}}
分母と分子に2を掛けると、
7×227×2=1447=727\frac{7 \times 2}{2\sqrt{7} \times 2} = \frac{14}{4\sqrt{7}} = \frac{7}{2\sqrt{7}}
となり、72\frac{\sqrt{7}}{2}と一致するように有理化できます。
727\frac{7}{2\sqrt{7}}72\frac{\sqrt{7}}{2}の形にするには、分母と分子に7\sqrt{7}を掛ければよいです。
77277=772×7=72\frac{7\sqrt{7}}{2\sqrt{7}\sqrt{7}} = \frac{7\sqrt{7}}{2\times7} = \frac{\sqrt{7}}{2}

3. 最終的な答え

7\sqrt{7}の他に2も分母を有理化できる数として考えられる。
728\frac{7}{\sqrt{28}}を有理化した答えは72\frac{\sqrt{7}}{2}となる。

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