Aチームが6人、Bチームが4人の合計10人の中から4人を選ぶ。 (1) 4人を選ぶすべての選び方は何通りあるか。 (2) AチームとBチームからそれぞれ2人ずつ選ぶ選び方は何通りあるか。

確率論・統計学組み合わせ順列・組み合わせ場合の数
2025/6/30

1. 問題の内容

Aチームが6人、Bチームが4人の合計10人の中から4人を選ぶ。
(1) 4人を選ぶすべての選び方は何通りあるか。
(2) AチームとBチームからそれぞれ2人ずつ選ぶ選び方は何通りあるか。

2. 解き方の手順

(1) 10人から4人を選ぶ組み合わせの数を求める。これは 10C4_{10}C_4 で表される。
10C4_{10}C_4 を計算する。
10C4=10!4!(104)!=10!4!6!=10×9×8×74×3×2×1_{10}C_4 = \frac{10!}{4!(10-4)!} = \frac{10!}{4!6!} = \frac{10 \times 9 \times 8 \times 7}{4 \times 3 \times 2 \times 1}
約分して計算すると、
10×9×8×74×3×2×1=10×3×7=210\frac{10 \times 9 \times 8 \times 7}{4 \times 3 \times 2 \times 1} = 10 \times 3 \times 7 = 210
(2) Aチームから2人を選ぶ組み合わせの数は 6C2_{6}C_2 であり、Bチームから2人を選ぶ組み合わせの数は 4C2_{4}C_2 である。
それぞれの組み合わせの数を計算する。
6C2=6!2!(62)!=6!2!4!=6×52×1=15_{6}C_2 = \frac{6!}{2!(6-2)!} = \frac{6!}{2!4!} = \frac{6 \times 5}{2 \times 1} = 15
4C2=4!2!(42)!=4!2!2!=4×32×1=6_{4}C_2 = \frac{4!}{2!(4-2)!} = \frac{4!}{2!2!} = \frac{4 \times 3}{2 \times 1} = 6
Aチームから2人、Bチームから2人を選ぶ組み合わせの数は、それぞれの組み合わせの数の積となる。
15×6=9015 \times 6 = 90

3. 最終的な答え

(1) 210通り
(2) 90通り

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