9本のくじの中に当たりくじが2本ある。AとBが順に1本ずつくじを引き、Aが引いたくじを元に戻してからBが引く。 (1) 2人とも当たる確率を求めよ。 (2) Aが外れ、Bが当たる確率を求めよ。

確率論・統計学確率確率計算独立事象くじ引き
2025/7/1

1. 問題の内容

9本のくじの中に当たりくじが2本ある。AとBが順に1本ずつくじを引き、Aが引いたくじを元に戻してからBが引く。
(1) 2人とも当たる確率を求めよ。
(2) Aが外れ、Bが当たる確率を求めよ。

2. 解き方の手順

(1) 2人とも当たる確率
Aが当たる確率は 29\frac{2}{9}
Aが引いたくじを元に戻すので、Bが当たる確率も 29\frac{2}{9}
したがって、2人とも当たる確率は、
P(AもBも当たる)=29×29=481P(\text{AもBも当たる}) = \frac{2}{9} \times \frac{2}{9} = \frac{4}{81}
(2) Aが外れ、Bが当たる確率
Aが外れる確率は 79\frac{7}{9}
Aが引いたくじを元に戻すので、Bが当たる確率は 29\frac{2}{9}
したがって、Aが外れ、Bが当たる確率は、
P(Aは外れ、Bは当たる)=79×29=1481P(\text{Aは外れ、Bは当たる}) = \frac{7}{9} \times \frac{2}{9} = \frac{14}{81}

3. 最終的な答え

(1) 2人とも当たる確率: 481\frac{4}{81}
(2) Aが外れ、Bが当たる確率: 1481\frac{14}{81}

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