(1) 与えられた式から、左辺の積分を実行して右辺と比較することで①、②、③の値を求めます。
部分積分を行います。まず、exを積分して、3x2−xを微分します。 ∫(3x2−x)exdx=(3x2−x)ex−∫(6x−1)exdx =(3x2−x)ex−(6x−1)ex+∫6exdx =(3x2−x)ex−(6x−1)ex+6ex+C =(3x2−x−6x+1+6)ex+C =(3x2−7x+7)ex+C ここで与えられた式と比較すると、
ex(①x2+②x+③)=(3x2−7x+7)ex したがって、①=3, ②=-7, ③=7
(2) Wallisの積分公式を利用して∫02πsin5xdxを計算します。 In=∫02πsinnxdxとすると、 In=nn−1In−2が成り立ちます。 I5=55−1I3=54I3 I3=33−1I1=32I1 I1=∫02πsinxdx=[−cosx]02π=−cos(2π)+cos(0)=0+1=1 したがって、I3=32×1=32 I5=54×32=158 したがって、④=8, ⑤=15