(1) C1 と C2 の両方に接する直線を求める。 まず、直線 y=mx+n が C1 に接するとする。 −x2+2x=mx+n より x2+(m−2)x+n=0 判別式 D=(m−2)2−4n=0 よって、n=4(m−2)2。 次に、直線 y=mx+n が C2 に接するとする。 2x2−4x+9=mx+n より 2x2−(4+m)x+9−n=0 判別式 D=(4+m)2−8(9−n)=0 よって、n=9−8(4+m)2。 4(m−2)2=9−8(4+m)2 2(m2−4m+4)=72−(m2+8m+16) 2m2−8m+8=72−m2−8m−16 m=4 のとき、n=4(4−2)2=44=1 m=−4 のとき、n=4(−4−2)2=436=9 よって、接線の方程式は y=4x+1 と y=−4x+9 (2) (1)で求めた2つの直線と放物線C1:y=−x2+2xで囲まれた部分の面積を求める。 y=4x+1 と y=−x2+2x の交点を求める。 4x+1=−x2+2x x2+2x+1=0 (x+1)2=0 y=−4+1=−3 交点は (−1,−3) y=−4x+9 と y=−x2+2x の交点を求める。 −4x+9=−x2+2x x2−6x+9=0 (x−3)2=0 y=−12+9=−3 面積 S=∫−13(−x2+2x−(4x+1))dx+∫−13(−x2+2x−(−4x+9))dx しかし、グラフを描いてみると、y=4x+1とy=−4x+9で囲まれた領域は、放物線y=−x2+2xとは交差しません。問題文から考えられる状況とは異なります。 ここで、y=4x+1とy=−4x+9の交点は4x+1=−4x+9より、8x=8、x=1, y=5である。 y=−x2+2xとy=4x+1で囲まれた面積は、∫−11(−x2+2x−(4x+1))dx=∫−11(−x2−2x−1)dx=∫−11−(x+1)2dx=[−3(x+1)3]−11=−38−0=−38. 面積なので絶対値をとって 38。 y=−x2+2xとy=−4x+9で囲まれた面積は、∫33(−x2+2x−(−4x+9))dx=∫33(−x2+6x−9)dx=∫33−(x−3)2dx=[−3(x−3)3]33=0. 3と3で囲まれた面積は0。 これらのことから、おそらく問題文に誤りがあります。ここでは、問題文にある通りに計算してみましょう。
S=∫−13(−x2−2x−1)dx=[−31x3−x2−x]−13 =(−327−9−3)−(31−1+1)=(−9−9−3)−31=−21−31=364 また、 S=∫−13(−x2+6x−9)dx=[−31x3+3x2−9x]−13 =(−327+27−27)−(31+3+9)=−9−(31+12)=−9−337=−327+37=364 したがって、S=364+364=3128