点(5, 6)を通り、円 $(x-3)^2 + (y-1)^2 = 4$ に接する直線の方程式を求める問題です。

幾何学接線点と直線の距離方程式
2025/7/1

1. 問題の内容

点(5, 6)を通り、円 (x3)2+(y1)2=4(x-3)^2 + (y-1)^2 = 4 に接する直線の方程式を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、点 (5, 6) を通る直線で、x = 定数となるものは、x = 5 です。これが円に接するかどうかを確認します。円の中心 (3, 1) と直線 x = 5 の距離は 53=2|5-3| = 2 となり、円の半径 4=2\sqrt{4} = 2 と等しいので、x = 5 は円の接線です。
次に、傾きが mm である直線の場合を考えます。点 (5, 6) を通るので、直線の方程式は y6=m(x5)y - 6 = m(x - 5) となります。これを変形すると mxy5m+6=0mx - y - 5m + 6 = 0 となります。問題文には mxy2m+3=0mx - y - \boxed{2}m + \boxed{3} = 0と書いてあるので、2=5,3=6\boxed{2}=5, \boxed{3} = 6が正しいです。
(x3)2+(y1)2=4(x-3)^2 + (y-1)^2 = 4 の中心は (3, 1) で、半径は 2 です。
直線 mxy5m+6=0mx - y - 5m + 6 = 0 と円の中心 (3, 1) の距離が 2 に等しくなるので、点と直線の距離の公式より、
3m15m+6m2+(1)2=2\frac{|3m - 1 - 5m + 6|}{\sqrt{m^2 + (-1)^2}} = 2
2m+5m2+1=2\frac{|-2m + 5|}{\sqrt{m^2 + 1}} = 2
両辺を2乗すると
(2m+5)2=4(m2+1)(-2m + 5)^2 = 4(m^2 + 1)
4m220m+25=4m2+44m^2 - 20m + 25 = 4m^2 + 4
20m=21-20m = -21
m=2120m = \frac{21}{20}
問題文の式 5m+6m2+1=4\frac{|-5m + 6|}{\sqrt{m^2 + 1}} = 4 は間違っています。正しくは 3m15m+6m2+1=2\frac{|3m - 1 - 5m + 6|}{\sqrt{m^2 + 1}} = 2 または 2m+5m2+1=2\frac{|-2m+5|}{\sqrt{m^2 + 1}} = 2となります。
このとき、2m+5=22120+5=2110+5010=2910|-2m + 5| = |-2 \cdot \frac{21}{20} + 5| = |-\frac{21}{10} + \frac{50}{10}| = \frac{29}{10}. また, m2+1=(2120)2+1=441400+400400=841400=2920\sqrt{m^2+1} = \sqrt{(\frac{21}{20})^2 + 1} = \sqrt{\frac{441}{400} + \frac{400}{400}} = \sqrt{\frac{841}{400}} = \frac{29}{20}. よって, 2m+5m2+1=29/1029/20=2\frac{|-2m+5|}{\sqrt{m^2 + 1}} = \frac{29/10}{29/20} = 2となり矛盾はありません。
この mm を用いて、直線の方程式は y6=2120(x5)y - 6 = \frac{21}{20}(x - 5) なので、20y120=21x10520y - 120 = 21x - 105 より、21x20y+15=021x - 20y + 15 = 0 となります。
まとめると、2本の直線は x=5x=521x20y+15=021x - 20y + 15 = 0 です。
問題文の形式に合わせると、
1: 5
2: 5
3: 6
4: 2
5: 2
6: 5
7: 2
8: 1
9: 2
10: 0
11: 2
12: 1
13: -
14: 2
15: 0
16: +15

3. 最終的な答え

x = 5
21x - 20y + 15 = 0

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