1から9までの9個の数字から異なる4個の数字を選んで4桁の整数を作るとき、以下の確率を求めます。 (1) 4桁の偶数となる確率 (2) 4桁の5の倍数となる確率
2025/7/1
1. 問題の内容
1から9までの9個の数字から異なる4個の数字を選んで4桁の整数を作るとき、以下の確率を求めます。
(1) 4桁の偶数となる確率
(2) 4桁の5の倍数となる確率
2. 解き方の手順
(1) 4桁の偶数となる確率
まず、4桁の整数全体の数を求めます。これは9個の数字から4個を選んで並べる順列なので、 通りです。
次に、4桁の偶数となる場合の数を求めます。4桁の整数が偶数であるためには、一の位が偶数である必要があります。1から9までの数字のうち偶数は2, 4, 6, 8の4つです。
一の位が偶数であるとき、残りの3桁は残りの8個の数字から3個を選んで並べる順列となるので、 通りです。
したがって、4桁の偶数は 通りです。
したがって、4桁の偶数となる確率は、
となります。
(2) 4桁の5の倍数となる確率
4桁の整数が5の倍数であるためには、一の位が5である必要があります。1から9までの数字のうち5は1つです。
一の位が5であるとき、残りの3桁は残りの8個の数字から3個を選んで並べる順列となるので、 通りです。
したがって、4桁の5の倍数は 通りです。
したがって、4桁の5の倍数となる確率は、
となります。
3. 最終的な答え
(1) 4桁の偶数となる確率:
(2) 4桁の5の倍数となる確率: