1から10までの自然数(1, 2, 3, ..., 10)の中から、以下の条件を満たすような数字の選び方の数を求める問題です。 (1) 奇数2つと偶数2つを選び、合計4つの数字を選ぶ選び方は何通りあるか。 (2) 選んだ3つの数字の積が偶数となるような選び方は何通りあるか。
2025/7/1
1. 問題の内容
1から10までの自然数(1, 2, 3, ..., 10)の中から、以下の条件を満たすような数字の選び方の数を求める問題です。
(1) 奇数2つと偶数2つを選び、合計4つの数字を選ぶ選び方は何通りあるか。
(2) 選んだ3つの数字の積が偶数となるような選び方は何通りあるか。
2. 解き方の手順
(1) 1から10までの自然数には、奇数が5つ(1, 3, 5, 7, 9)と偶数が5つ(2, 4, 6, 8, 10)あります。奇数2つを選ぶ組み合わせの数は 通り、偶数2つを選ぶ組み合わせの数も 通りです。したがって、奇数2つと偶数2つを選ぶ組み合わせの数は、これらを掛け合わせたものになります。
よって、奇数2つと偶数2つを選ぶ組み合わせの数は
通りです。
(2) 3つの数の積が偶数になるのは、少なくとも1つ偶数が含まれている場合です。言い換えると、3つとも奇数の場合を除けば、積は偶数になります。
まず、1から10までの自然数から3つを選ぶすべての組み合わせの数を求めます。
次に、3つとも奇数を選ぶ組み合わせの数を求めます。奇数は5つあるので、
したがって、積が偶数となる3つの数の選び方は、すべての組み合わせから3つとも奇数を選ぶ組み合わせを引いたものです。
通りです。
3. 最終的な答え
(1) 100通り
(2) 110通り