それぞれの選択肢における期待値を計算し、比較する。
[1] の期待値を計算する。
サイコロの目は1から6まであり、偶数は2, 4, 6の3つ、奇数は1, 3, 5の3つである。
それぞれの出る確率は 1/6 である。 偶数が出た場合の賞金は400円、奇数が出た場合の賞金は200円である。
したがって、期待値は
E1=(1/6)×400+(1/6)×400+(1/6)×400+(1/6)×200+(1/6)×200+(1/6)×200 E1=(3/6)×400+(3/6)×200 E1=(1/2)×400+(1/2)×200 E1=200+100=300 円 [2] の期待値を計算する。
出た目と同じ枚数の100円硬貨が得られるので、出た目が1なら100円、2なら200円、...、6なら600円が得られる。それぞれの目の出る確率は 1/6 である。 したがって、期待値は
E2=(1/6)×100+(1/6)×200+(1/6)×300+(1/6)×400+(1/6)×500+(1/6)×600 E2=(1/6)×(100+200+300+400+500+600) E2=(1/6)×2100=350 円 E1=300 円、E2=350 円なので、E2>E1 である。