直線 $y = \frac{3}{4}x - 2$ 上を動く点Pと、円 $x^2 + y^2 - 4x - 2y + 4 = 0$ の周上を動く点Qがある。線分PQの長さの最小値を求めよ。

幾何学直線距離最小値
2025/7/1

1. 問題の内容

直線 y=34x2y = \frac{3}{4}x - 2 上を動く点Pと、円 x2+y24x2y+4=0x^2 + y^2 - 4x - 2y + 4 = 0 の周上を動く点Qがある。線分PQの長さの最小値を求めよ。

2. 解き方の手順

まず、円の方程式を標準形に変形する。
x2+y24x2y+4=0x^2 + y^2 - 4x - 2y + 4 = 0
(x24x)+(y22y)+4=0(x^2 - 4x) + (y^2 - 2y) + 4 = 0
(x24x+4)+(y22y+1)+441=0(x^2 - 4x + 4) + (y^2 - 2y + 1) + 4 - 4 - 1 = 0
(x2)2+(y1)2=1(x - 2)^2 + (y - 1)^2 = 1
よって、円の中心は(2, 1)で、半径は1である。
次に、円の中心(2, 1)から直線 y=34x2y = \frac{3}{4}x - 2 までの距離を求める。
直線の式を変形すると、3x4y8=03x - 4y - 8 = 0となる。
点と直線の距離の公式より、
d=3(2)4(1)832+(4)2=6489+16=625=65d = \frac{|3(2) - 4(1) - 8|}{\sqrt{3^2 + (-4)^2}} = \frac{|6 - 4 - 8|}{\sqrt{9 + 16}} = \frac{|-6|}{\sqrt{25}} = \frac{6}{5}
線分PQの長さの最小値は、円の中心から直線までの距離から円の半径を引いたものとなる。
最小値 = 651=6555=15\frac{6}{5} - 1 = \frac{6}{5} - \frac{5}{5} = \frac{1}{5}

3. 最終的な答え

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