それぞれの関数について、最小値を求めます。
定義域が指定されていないため、実数全体が定義域とみなします。
x=0 のとき最小値 y=0 をとります。 (2) y=−x2+4 定義域が指定されていないため、実数全体が定義域とみなします。
上に凸の放物線なので、最小値は存在しません。しかし、問題文が最小値を求める問題なので、定義域が制限されていると仮定して考えます。定義域が実数全体と仮定した場合、下に凸の放物線となるように問題文を修正します。 y=x2+4 なら、x=0 のとき最小値 y=4をとります。ここでは、定義域が制限されているとみなし、最小値が存在しないと回答します。 (3) y=x2 (-4 ≤ x ≤ -1) y=x2 は、x=0で最小値0をとる下に凸の放物線です。定義域-4 ≤ x ≤ -1では、x=0は含まれないため、xが定義域の端の値をとるときにyが最小値をとる可能性があります。x=−1のときy=(−1)2=1、x=−4のときy=(−4)2=16 なので、x=−1のとき最小値 y=1 をとります。 (4) y=x2 (-1 ≤ x ≤ 3) y=x2 は、x=0で最小値0をとる下に凸の放物線です。定義域-1 ≤ x ≤ 3では、x=0が含まれるため、x=0で最小値 y=0 をとります。 (5) y=x2 (3 ≤ x ≤ 6) y=x2 は、x=0で最小値0をとる下に凸の放物線です。定義域3 ≤ x ≤ 6では、x=0は含まれないため、xが定義域の端の値をとるときにyが最小値をとる可能性があります。x=3のときy=32=9、x=6のときy=62=36 なので、x=3のとき最小値 y=9 をとります。 (6) y=−21(x−3)2 (1 ≤ x ≤ 4) 上に凸の放物線です。頂点は x=3 で、x=3 は定義域に含まれます。よってx=3で最大値 y=0 をとります。最小値は定義域の端でとる可能性があります。x=1のときy=−21(1−3)2=−21(−2)2=−2、x=4のときy=−21(4−3)2=−21(1)2=−21。したがって、x=1のとき最小値 y=−2 をとります。 (7) y=−21(x−3)2 (2 ≤ x ≤ 5) 上に凸の放物線です。頂点は x=3 で、x=3 は定義域に含まれます。よってx=3で最大値 y=0 をとります。最小値は定義域の端でとる可能性があります。x=2のときy=−21(2−3)2=−21(−1)2=−21、x=5のときy=−21(5−3)2=−21(2)2=−2。したがって、x=5のとき最小値 y=−2 をとります。 (8) y=(x+1)2−2 (-4 ≤ x ≤ -2) 下に凸の放物線です。頂点は x=−1 で、x=−1 は定義域に含まれません。xが定義域の端の値をとるときにyが最小値をとる可能性があります。x=−4のときy=(−4+1)2−2=(−3)2−2=9−2=7、x=−2のときy=(−2+1)2−2=(−1)2−2=1−2=−1。したがって、x=−2のとき最小値 y=−1 をとります。 (9) y=(x+1)2−2 (-2 ≤ x ≤ 0) 下に凸の放物線です。頂点は x=−1 で、x=−1 は定義域に含まれます。よってx=−1で最小値 y=(−1+1)2−2=−2 をとります。 (10) y=(x+1)2−2 (0 ≤ x ≤ 2) 下に凸の放物線です。頂点は x=−1 で、x=−1 は定義域に含まれません。xが定義域の端の値をとるときにyが最小値をとる可能性があります。x=0のときy=(0+1)2−2=12−2=1−2=−1、x=2のときy=(2+1)2−2=32−2=9−2=7。したがって、x=0のとき最小値 y=−1 をとります。 (11) y=x2−4x+5 (-4 ≤ x ≤ 4) y=(x−2)2+1 と変形できます。下に凸の放物線で、頂点は x=2 で、x=2 は定義域に含まれます。よってx=2で最小値 y=1 をとります。 (12) y=−x2+4x+5 (0 ≤ x ≤ 4) y=−(x−2)2+9 と変形できます。上に凸の放物線で、頂点は x=2 で、x=2 は定義域に含まれます。よってx=2で最大値 y=9 をとります。最小値は定義域の端でとる可能性があります。x=0のときy=−02+4(0)+5=5、x=4のときy=−42+4(4)+5=−16+16+5=5。したがって、x=0またはx=4のとき最小値 y=5 をとります。