1. 問題の内容
「であること」と「 かつ が同時に成り立つこと」が同値であることを示す。
2. 解き方の手順
同値であることを示すには、以下の2つの方向を示す必要があります。
(1) ならば、 かつ であること。
(2) かつ ならば、であること。
(1)について:
が成り立つと仮定します。
組の相等性の定義より、2つの組が等しいということは、それぞれの成分が等しいということです。
したがって、 かつ が成り立ちます。
(2)について:
かつ が成り立つと仮定します。
組 と組 のそれぞれの成分が等しいので、組の相等性の定義より、 が成り立ちます。
以上の(1)(2)より、であることと、 かつ であることは同値であると言えます。
3. 最終的な答え
であることと、 かつ であることは同値である。