与えられた無限級数を2つの無限等比級数に分割します。
∑n=1∞(4n1+3n2)=∑n=1∞4n1+∑n=1∞3n2 それぞれの無限等比級数について和を計算します。
∑n=1∞4n1=41+421+431+⋯ この級数は、初項 a=41、公比 r=41 の無限等比級数です。∣r∣=41<1 なので、この級数は収束し、その和は次のようになります。 ∑n=1∞4n1=1−ra=1−4141=4341=31 次に、もう一つの級数を計算します。
∑n=1∞3n2=2∑n=1∞3n1=2(31+321+331+⋯) この級数は、初項 a=31、公比 r=31 の無限等比級数です。∣r∣=31<1 なので、この級数は収束し、その和は次のようになります。 ∑n=1∞3n1=1−ra=1−3131=3231=21 したがって、
∑n=1∞3n2=2∑n=1∞3n1=2⋅21=1 与えられた級数の和は、それぞれの級数の和の合計です。
∑n=1∞(4n1+3n2)=∑n=1∞4n1+∑n=1∞3n2=31+1=34