袋の中にアメ玉が入っている。4人がアメ玉の数をそれぞれ22個、29個、31個、34個と推測した。実際の数を数えたところ、正解者はおらず、1人は2個違い、1人は5個違い、1人は7個違い、残りの1人は4個多かった。実際のアメ玉の個数を求める。
2025/7/3
1. 問題の内容
袋の中にアメ玉が入っている。4人がアメ玉の数をそれぞれ22個、29個、31個、34個と推測した。実際の数を数えたところ、正解者はおらず、1人は2個違い、1人は5個違い、1人は7個違い、残りの1人は4個多かった。実際のアメ玉の個数を求める。
2. 解き方の手順
実際のアメ玉の個数をとする。
4人の推測との差は、それぞれ, , , 。
このうち、2個違い、5個違い、7個違い、4個多い(つまり、)のいずれかに該当する。
より、である。
しかし、30は選択肢にないため、別のアプローチが必要となる。
選択肢の各値について、4人の推測との差を計算し、2, 5, 7, -4 (-4は「4個多い」に対応)となっているかを確認する。
* 23の場合: 1, 6, 8, 11 (該当なし)
* 24の場合: 2, 5, 7, 10
差の絶対値が2,5,7なので、当てはまる可能性がある。34個と推測した人は、10個多く推測していた事になるので、条件にあわない。
* 25の場合: 3, 4, 6, 9 (該当なし)
* 26の場合: 4, 3, 5, 8 (該当なし)
* 27の場合: 5, 2, 4, 7
並び順は違うが、2,5,7が含まれているので、当てはまる可能性がある。34個と推測した人は、7個多く推測していた事になるので、条件にあわない。
* 28の場合: 6, 1, 3, 6 (該当なし)
さて、もし正解がで、34個と推測した人が4個多かったとした場合、
となる。
残りの推測との差は、 , , となる。
この場合、2個、5個、7個のずれとはならない。
選択肢から検討する。
実際のアメ玉の個数をとし、4人の推測した数との差を考える。
- のとき、差は。2,5,7,4のいずれにも当てはまらない。
- のとき、差は。2,5,7は該当するが、10は4ではない。
- のとき、差は。2,5,7,4のいずれにも当てはまらない。
- のとき、差は。2,5,7,4のいずれにも当てはまらない。
- のとき、差は。順番が違えど2,5,7,4が当てはまる。
したがって、実際のアメ玉の数は27個となる。
3. 最終的な答え
27個