図において、直線 $AT$ は点 $A$ で円に接しており、$\angle BAT = 40^\circ$、線分 $AB = BC$ である。このとき、$\angle ABC = \theta$ を求めよ。

幾何学接線接弦定理二等辺三角形角度
2025/7/3

1. 問題の内容

図において、直線 ATAT は点 AA で円に接しており、BAT=40\angle BAT = 40^\circ、線分 AB=BCAB = BC である。このとき、ABC=θ\angle ABC = \theta を求めよ。

2. 解き方の手順

まず、AB=BCAB = BC より、ABC\triangle ABC は二等辺三角形である。したがって、BAC=BCA\angle BAC = \angle BCA である。
接弦定理より、BCA=BAT=40\angle BCA = \angle BAT = 40^\circ である。したがって、BAC=40\angle BAC = 40^\circ である。
ABC\triangle ABC において、内角の和は 180180^\circ であるから、
\angle ABC + \angle BAC + \angle BCA = 180^\circ
\theta + 40^\circ + 40^\circ = 180^\circ
\theta = 180^\circ - 80^\circ
\theta = 100^\circ

3. 最終的な答え

θ=100\theta = 100^\circ

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