点A, Bの極座標がそれぞれ $(3, \frac{\pi}{6})$, $(4, \frac{\pi}{3})$ で与えられている。極Oと点A, Bを頂点とする三角形OABの面積Sを求めよ。

幾何学極座標面積三角関数
2025/7/3

1. 問題の内容

点A, Bの極座標がそれぞれ (3,π6)(3, \frac{\pi}{6}), (4,π3)(4, \frac{\pi}{3}) で与えられている。極Oと点A, Bを頂点とする三角形OABの面積Sを求めよ。

2. 解き方の手順

極座標 (r,θ)(r, \theta) で表された2点と原点で作る三角形の面積は、
S=12r1r2sin(θ2θ1)S = \frac{1}{2} r_1 r_2 |\sin(\theta_2 - \theta_1)|
で求められる。
ここで、r1=3r_1 = 3, θ1=π6\theta_1 = \frac{\pi}{6}r2=4r_2 = 4, θ2=π3\theta_2 = \frac{\pi}{3} を代入する。
S=12×3×4×sin(π3π6)S = \frac{1}{2} \times 3 \times 4 \times |\sin(\frac{\pi}{3} - \frac{\pi}{6})|
S=12×12×sin(π6)S = \frac{1}{2} \times 12 \times |\sin(\frac{\pi}{6})|
sin(π6)=12\sin(\frac{\pi}{6}) = \frac{1}{2} なので、
S=6×12=3S = 6 \times \frac{1}{2} = 3

3. 最終的な答え

三角形OABの面積Sは3である。

「幾何学」の関連問題

図において、AR:RB = 1:2, BQ:QA = 3:3 = 1:1, CP:PB = 2:3であるとき、CQ:QA = xを求める問題です。

チェバの定理三角形
2025/7/3

(1) 三角形ABCにおいて、線分AR、BP、CQが一点で交わるとき、チェバの定理を用いてx (線分BPの長さ) を求める。 (2) 三角形ABCにおいて、線分AR、BP、CQが一点で交わるとき、チェ...

チェバの定理三角形線分比
2025/7/3

三角形ABCにおいて、点P, Q, Rがそれぞれ辺BC, CA, AB上にあり、線分AP, BQ, CRが一点で交わっているとき、チェバの定理を用いて $x$ を求めます。チェバの定理は、 $...

チェバの定理メネラウスの定理三角形
2025/7/3

平行四辺形ABCDにおいて、辺BCの中点をE、辺CDの中点をFとする。対角線BDとAEの交点をP、対角線BDとAFの交点をQとする。このとき、線分PQとBDの長さの比 $PQ:BD$ を求めよ。

ベクトル平行四辺形線分の比
2025/7/3

$\angle A = 90^\circ$, $AB = 4$, $AC = 3$ である直角三角形 $ABC$ について、その重心を $G$ とするとき、$\triangle GBC$ の面積を求め...

三角形重心面積直角三角形
2025/7/3

三角形ABCにおいて、$AB=6$, $BC=5$, $CA=3$であり、内心をIとする。直線AIと辺BCの交点をDとする。以下の問いに答える。 (1) 線分BDの長さを求めよ。 (2) AI:IDを...

三角形内心角の二等分線
2025/7/3

三角形ABCにおいて、角BACは$20^\circ + \beta$、角ACBは$30^\circ$、角ABCは$\alpha$です。また、点Oは三角形ABCの内部にあり、角OACは$\beta$、角...

三角形角度内角の和角の計算
2025/7/3

問題は、点Oが三角形ABCの外心であるとき、与えられた図に基づいて角 $\alpha$ と $\beta$ の値を求める問題です。3つの図それぞれについて、$\alpha$ と $\beta$ を求め...

外心三角形角度二等辺三角形角の計算
2025/7/3

問題11:方程式 $x^2 + y^2 + 2tx - 4ty + 5t^2 - t = 0$ が円を表すとき、$t$ の値が変化すると円の中心Pはどのような曲線を描くか。 問題12:$a$ は正の定...

極座標直交座標曲線
2025/7/3

楕円 $4x^2 + y^2 = 4$ と直線 $y = -x + k$ が異なる2点Q, Rで交わるとき、線分QRの中点Pの軌跡を求める問題です。

楕円直線軌跡判別式解と係数の関係
2025/7/3