ある市の水道料金は、10 m³までは一定料金で、10 m³を超過した分は1 m³あたりに加算される。10 m³を超過した水の量 $x$ (m³) と水道料金 $y$ (円) の関係を表す式を求める問題です。

代数学一次関数料金計算連立方程式
2025/3/31

1. 問題の内容

ある市の水道料金は、10 m³までは一定料金で、10 m³を超過した分は1 m³あたりに加算される。10 m³を超過した水の量 xx (m³) と水道料金 yy (円) の関係を表す式を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、表から10 m³を超過した水の量と水道料金の関係を読み取ります。
- 超過量 1 m³ のとき、料金は 850 円
- 超過量 2 m³ のとき、料金は 900 円
- 超過量 3 m³ のとき、料金は 950 円
- 超過量 4 m³ のとき、料金は 1000 円
超過量が1増えるごとに料金が50円ずつ増えていることから、yyxx の一次関数で、y=ax+by = ax + b の形になることが予想できます。ここで、aa は1 m³ あたりの超過料金、bb は10 m³までの一定料金に相当する部分です。
超過量 1 m³ のとき料金が 850 円なので、x=1x = 1 のとき y=850y = 850 を上記の式に代入します。
850=a(1)+b850 = a(1) + b
超過量 2 m³ のとき料金が 900 円なので、x=2x = 2 のとき y=900y = 900 を上記の式に代入します。
900=a(2)+b900 = a(2) + b
これらの2つの式から、aabb を求めます。
2番目の式から最初の式を引くと、900850=(2a+b)(a+b)900 - 850 = (2a + b) - (a + b) より、50=a50 = a となります。
したがって、a=50a = 50 です。
a=50a = 50 を最初の式 850=a+b850 = a + b に代入すると、850=50+b850 = 50 + b より、b=800b = 800 となります。
したがって、y=50x+800y = 50x + 800 です。

3. 最終的な答え

y = 50x + 800