(1) 第n群の項数は2n−1である。第n群の最後の数は、第1群から第n群までの項数の和に等しい。 ∑k=1n(2k−1)=2∑k=1nk−∑k=1n1=2⋅2n(n+1)−n=n(n+1)−n=n2 したがって、第n群の最後の数はn2である。 第5群の最後の数は、52=25である。 (2) 第6群の最初の数は、第5群の最後の数の次の数なので、52+1=26である。第6群の項数は2⋅6−1=11である。 したがって、第6群は26, 27, ..., 36の11個の数からなる。
第6群のすべての数の和は、
∑k=2636k=∑k=136k−∑k=125k=236(36+1)−225(25+1)=236⋅37−225⋅26=18⋅37−25⋅13=666−325=341 または、等差数列の和の公式を使うと、
2項数(初項+末項)=211(26+36)=211⋅62=11⋅31=341 (3) 90が第n群にあるとすると、(n−1)2<90≤n2が成り立つ。 n2の値を見ていくと、82=64<90、92=81<90、102=100>90となるので、n=10である。 したがって、90は第10群にある。
第9群の最後の数は92=81なので、第10群の最初の数は82である。 第10群のk番目の数は、81+kとなるので、90は81+k=90より、k=9番目である。