太郎さんは、鍋に水を入れて熱したときの水温の変化を調べた。水温 $y$ は加熱時間 $x$ の一次関数とみなせる。データから、(1)一次関数とみなせる理由と、その式を求める。(2)一次関数の式を使って水温が80℃になる時間を求める方法を説明する。

代数学一次関数連立方程式グラフ方程式
2025/7/6

1. 問題の内容

太郎さんは、鍋に水を入れて熱したときの水温の変化を調べた。水温 yy は加熱時間 xx の一次関数とみなせる。データから、(1)一次関数とみなせる理由と、その式を求める。(2)一次関数の式を使って水温が80℃になる時間を求める方法を説明する。

2. 解き方の手順

(1)
* グラフの点がほぼ一直線上に並んでいるので、yyxx の一次関数とみなすことができる。したがって、**あ** には「直線」が入る。
* 一次関数の式を y=ax+by = ax + b とする。グラフは点 (0,18)(0, 18)(5,38)(5, 38) を通るので、以下の連立方程式が成り立つ。
* 18=a0+b18 = a \cdot 0 + b
* 38=a5+b38 = a \cdot 5 + b
この連立方程式を解く。最初の式から b=18b = 18。これを2番目の式に代入すると、
38=5a+1838 = 5a + 18
20=5a20 = 5a
a=4a = 4
したがって、一次関数の式は y=4x+18y = 4x + 18 となる。
(2)
水温が80℃になるときの時間を求めるには、y=4x+18y = 4x + 18y=80y = 80 を代入し、xx について解けばよい。つまり、
80=4x+1880 = 4x + 18
この式を解くことで、水温が80℃になるまでの時間を求めることができる。

3. 最終的な答え

(1)
* あ: 直線
* い: y=4x+18y = 4x + 18
(2)
y=4x+18y = 4x + 18y=80y = 80 を代入し、xx について解く。

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