1. 問題の内容
命題「 ならば 」の逆、裏、対偶をそれぞれ選択肢から選び、さらにそれらの真偽を選択肢から選ぶ問題です。
2. 解き方の手順
元の命題を「 ならば 」とします。
ここで、 は であり、 は です。
(1) 逆: 「 ならば 」
これは「 ならば 」となります。選択肢から該当するものを選ぶと、⑤です。よって、逆の解答は 5 です。
(2) 裏: 「 ならば 」
これは「 ならば 」となります。選択肢から該当するものを選ぶと、②です。よって、裏の解答は 3 です。
(3) 対偶: 「 ならば 」
これは「 ならば 」となります。選択肢から該当するものを選ぶと、④です。よって、対偶の解答は 1 です。
(4) 真偽:
元の命題: ならば 。
のとき、 なので、。したがって、 が成り立つので、元の命題は真です。
逆: ならば 。
を代入すると、 ですが、 なので、この逆は偽です。
裏: ならば 。
を代入すると、 なので、 は成り立ちません。したがって、裏は偽です。
対偶: ならば 。
対偶は元の命題の真偽と一致します。元の命題が真なので、その対偶も真です。対偶の真偽は真です。
したがって、
逆の真偽は偽なので、2 です。
裏の真偽は偽なので、2 です。
対偶の真偽は真なので、1 です。
3. 最終的な答え
逆: 5, 真偽: 2
裏: 3, 真偽: 2
対偶: 1, 真偽: 1