6個の数字0, 1, 2, 3, 4, 5を重複なく使ってできる4桁の整数を小さい順に並べたとき、200番目の数は何か、また、2315は何番目の数か、そして初めて3000を超えるのは何番目の数かを求める問題です。

算数順列組み合わせ整数桁数
2025/7/8

1. 問題の内容

6個の数字0, 1, 2, 3, 4, 5を重複なく使ってできる4桁の整数を小さい順に並べたとき、200番目の数は何か、また、2315は何番目の数か、そして初めて3000を超えるのは何番目の数かを求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、4桁の整数が全部で何個できるかを計算します。千の位には0以外の数字が入るので、5通りの選択肢があります。百の位には、残りの5つの数字から1つ選ぶので5通り、十の位には残りの4つの数字から1つ選ぶので4通り、一の位には残りの3つの数字から1つ選ぶので3通りです。したがって、4桁の整数は全部で 5×5×4×3=3005 \times 5 \times 4 \times 3 = 300 個できます。
次に、小さい順に並べたときに、各数字で始まる数が何個あるかを考えます。
- 1000番台の数: 千の位が1である場合、百、十、一の位には残りの5つの数字から3つを選んで並べるので、5×4×3=605 \times 4 \times 3 = 60個。
- 2000番台の数: 千の位が2である場合、百、十、一の位には残りの5つの数字から3つを選んで並べるので、5×4×3=605 \times 4 \times 3 = 60個。
- 3000番台の数: 千の位が3である場合、百、十、一の位には残りの5つの数字から3つを選んで並べるので、5×4×3=605 \times 4 \times 3 = 60個。
- 4000番台の数: 千の位が4である場合、百、十、一の位には残りの5つの数字から3つを選んで並べるので、5×4×3=605 \times 4 \times 3 = 60個。
- 5000番台の数: 千の位が5である場合、百、十、一の位には残りの5つの数字から3つを選んで並べるので、5×4×3=605 \times 4 \times 3 = 60個。
したがって、1000から始まる数が60個、2000から始まる数が60個あるので、200番目の数は3000番台の数になります。
次に、200番目の数を具体的に求めます。1000番台と2000番台の数を合計すると120個なので、200番目の数は200 - 120 = 80番目の3000番台の数です。
3000番台の数について、百の位が小さい順に並べると、
- 30XXの数: 十、一の位には残りの4つの数字から2つを選んで並べるので、4×3=124 \times 3 = 12個。
- 31XXの数: 十、一の位には残りの4つの数字から2つを選んで並べるので、4×3=124 \times 3 = 12個。
- 32XXの数: 十、一の位には残りの4つの数字から2つを選んで並べるので、4×3=124 \times 3 = 12個。
- 34XXの数: 十、一の位には残りの4つの数字から2つを選んで並べるので、4×3=124 \times 3 = 12個。
- 35XXの数: 十、一の位には残りの4つの数字から2つを選んで並べるので、4×3=124 \times 3 = 12個。
30XXから34XXまでの数を合計すると、12×4=4812 \times 4 = 48個なので、80番目の3000番台の数は35XXの数になります。
30XXから34XXまでの数が120 + 48 = 168個なので、200番目の数は80 - 48 = 32番目の35XXの数です。
3501, 3502, 3504,...
3500台の数は、3501,3502,35043501, 3502, 3504
3510, 3512, 3514,
....
32番目 = 3542
2315が何番目かを計算します。
1000番台:60個
2000番台:60個
2100番台:12個
2300番台:12個
2310, 2314, 2315
2315 = 60 + 60 + 12 + 1 + 1 = 145番目
初めて3000を超えるのは、1000番台(60個)、2000番台(60個)の後、3012

3. 最終的な答え

200番目の数は 3542
2315は 145 番目の数
初めて3000を超えるのは 121 番目の数

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