複素数平面上の点 $w$ に対して、$z = \frac{2w+1}{2w-3}$ とする。$w$ が虚軸上を動くとき、点 $z$ が描く円の中心と半径を求める。ただし、$z \neq 1$ とする。
2025/7/9
1. 問題の内容
複素数平面上の点 に対して、 とする。 が虚軸上を動くとき、点 が描く円の中心と半径を求める。ただし、 とする。
2. 解き方の手順
が虚軸上を動くので、 ( は実数)と表せる。これを の式に代入する。
を ( は実数)の形にするために、分母の複素共役を分子と分母にかける。
を消去して と の関係式を求める。まず、 と の式から を含む項と含まない項に分離することを考える。
したがって、
これを に代入する。
()
これは、中心 、半径 の円を表す。
のとき、。このとき であり、これは確かに円周上の点である。
3. 最終的な答え
中心:
半径: