まず、2次関数 f(x)=2x2−ax+5 を平方完成する。 f(x)=2(x2−2ax)+5=2(x−4a)2−2(4a)2+5=2(x−4a)2−8a2+5 よって、軸は x=4a となる。定義域が 0≤x≤4 であるから、軸の位置によって場合分けを行う。 (1) 4a<0 すなわち a<0 のとき f(x) は 0≤x≤4 で単調増加である。よって、 - 最大値:f(4)=2(42)−4a+5=37−4a (x=4) - 最小値:f(0)=5 (x=0) (2) 0≤4a≤4 すなわち 0≤a≤16 のとき - 最大値:軸が定義域の中にある場合、定義域の端点のどちらかが最大値を与える。
f(4)=37−4a 軸からの距離で考える。
4a と 0, 4 の距離を考える。 4a−0=4a 4−4a=416−a - もし 4a<416−a すなわち a<8 のとき、x=4 で最大値 37−4a。 - もし 4a>416−a すなわち a>8 のとき、x=0 で最大値 5。 - もし a=8 のとき、x=0 と x=4 で同じ値をとる。f(0)=5,f(4)=37−4(8)=5。 最小値は、x=4a で f(4a)=−8a2+5。 まとめると、0≤a≤16 において、 - 0≤a≤8 のとき、 - 最大値:37−4a (x=4) - 最小値:−8a2+5 (x=4a) - 8<a≤16 のとき、 - 最小値:−8a2+5 (x=4a) - 最大値:5 (x=0 と x=4) - 最小値:−882+5=−8+5=−3 (x=48=2) (3) 4a>4 すなわち a>16 のとき f(x) は 0≤x≤4 で単調減少である。よって、 - 最大値:f(0)=5 (x=0) - 最小値:f(4)=37−4a (x=4)