あるカルチャーセンターにおける1年間の講座の会員数データが、1998年から2002年まで表形式で与えられています。表には、各年の講座数、講師数、全講座の会員数合計が記載されています。2002年の会員数合計を推測することが問題です。

応用数学統計データ分析予測会員数推計
2025/3/10

1. 問題の内容

あるカルチャーセンターにおける1年間の講座の会員数データが、1998年から2002年まで表形式で与えられています。表には、各年の講座数、講師数、全講座の会員数合計が記載されています。2002年の会員数合計を推測することが問題です。

2. 解き方の手順

過去のデータから、会員数の変化の傾向を把握します。講座数と会員数の関係に着目します。
1998年: 講座数12、会員数480
1999年: 講座数15、会員数525
2000年: 講座数8、会員数420
2001年: 講座数5、会員数375
2002年: 講座数10、会員数?
講座数あたりの会員数を計算してみます。
1998年: 480/12=40480 / 12 = 40 人/講座
1999年: 525/15=35525 / 15 = 35 人/講座
2000年: 420/8=52.5420 / 8 = 52.5 人/講座
2001年: 375/5=75375 / 5 = 75 人/講座
講座数あたりの会員数は年々変化していますが、2002年の講座数は10なので、平均的な会員数を計算して推測してみます。
1998年から2001年の平均会員数/講座 = (40+35+52.5+75)/4=202.5/4=50.625(40+35+52.5+75)/4 = 202.5/4 = 50.625 人/講座
2002年の会員数を、50.625×10=506.2550.625 \times 10 = 506.25 人と推定できます。選択肢に最も近いのは485人ですが、データの変化を考慮すると、他の推測方法も考えられます。
会員数の推移を見てみると、480 -> 525 -> 420 -> 375 と減少傾向にあります。
減少幅は 45, 105, 45です。
減少幅の平均を計算してみましょう。
(45+105+45)/3=195/3=65(45+105+45)/3 = 195/3 = 65
2001年から65人減少すると考えると、
37565=310375 - 65 = 310人となり、講座数から見て不自然です。
別の推測方法として、2000年から2001年への変化率を計算します。
375/4200.893375/420 \approx 0.893
この変化率を2001年に適用すると、
3750.893334.8375 * 0.893 \approx 334.8人となり、講座数から見て不自然です。
2002年の講座数が10であることを考えると、過去のデータの中で講座数が近い1998年の会員数480人を参考にします。
1998年の講座数は12なので、1講座あたりの会員数は 480/12=40480/12 = 40人。
2002年の講座数は10なので、会員数は4010=40040 * 10 = 400人。
講座数と会員数の増減を考慮すると、2002年の会員数は415人であると推定するのが妥当です。
例えば、2001年から講座数が倍になったので、会員数も増加すると考えられます。
講座数あたり40人だとすると400人ですが、多少増加すると考え415人とします。

3. 最終的な答え

415人

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