(1) 頂点が(3, -4)で、点(1, 8)を通る放物線
頂点の座標が与えられているので、求める二次関数は y=a(x−3)2−4 と表せます。この放物線が点(1, 8)を通ることから、x=1, y=8 を代入してaを求めます。 8=a(1−3)2−4 よって、y=3(x−3)2−4=3(x2−6x+9)−4=3x2−18x+27−4=3x2−18x+23 (2) 放物線 y=x2−6x+12 と軸が同じで、2点(1, -5), (4, 4)を通る放物線 y=x2−6x+12=(x−3)2+3なので軸はx=3です。したがって求める二次関数をy=a(x−3)2+qとおきます。 この放物線が(1, -5), (4, 4)を通ることから、以下の連立方程式が得られます。
−5=a(1−3)2+q=4a+q 4=a(4−3)2+q=a+q これを解きます。
4a+q=−5 上の式から下の式を引くと3a=−9より、a=−3。これを下の式に代入すると−3+q=4より、q=7。 よって、y=−3(x−3)2+7=−3(x2−6x+9)+7=−3x2+18x−27+7=−3x2+18x−20 (3) 3点(1, 0), (2, -7), (3, -20)を通る放物線
求める二次関数をy=ax2+bx+cとおきます。 この放物線が(1, 0), (2, -7), (3, -20)を通ることから、以下の連立方程式が得られます。
a+b+c=0 4a+2b+c=−7 9a+3b+c=−20 これを解きます。
2番目の式から1番目の式を引くと、3a+b=−7。 3番目の式から2番目の式を引くと、5a+b=−13。 下の式から上の式を引くと、2a=−6より、a=−3。 3a+b=−7に代入すると−9+b=−7より、b=2。 a+b+c=0に代入すると−3+2+c=0より、c=1。 よって、y=−3x2+2x+1 (4) 放物線 y=2x2−4x+5 と原点に関して対称な放物線 原点に関して対称な点の座標は、(x,y) が (−x,−y) に変換されることを利用します。 与えられた放物線の方程式を y=2x2−4x+5 とします。 x を −x に、y を −y に置き換えると、 −y=2(−x)2−4(−x)+5 −y=2x2+4x+5 y=−2x2−4x−5