地上から物体を秒速50mで真上に打ち上げたとき、$t$秒後の物体の高さ$y$mは $y = -5t^2 + 50t$ で表される。打ち上げてから$t$秒後の物体の高さが、80m以上120m以下であるのは、$t$の値がどのような範囲にあるときか。

代数学二次関数不等式二次不等式応用問題
2025/7/11

1. 問題の内容

地上から物体を秒速50mで真上に打ち上げたとき、tt秒後の物体の高さyymは y=5t2+50ty = -5t^2 + 50t で表される。打ち上げてからtt秒後の物体の高さが、80m以上120m以下であるのは、ttの値がどのような範囲にあるときか。

2. 解き方の手順

まず、80y12080 \le y \le 120 という不等式を立てます。
これは、805t2+50t12080 \le -5t^2 + 50t \le 120 となります。
この不等式を2つに分けて考えます。
(1) 5t2+50t80-5t^2 + 50t \ge 80
5t2+50t800-5t^2 + 50t - 80 \ge 0
5t250t+8005t^2 - 50t + 80 \le 0
t210t+160t^2 - 10t + 16 \le 0
(t2)(t8)0(t - 2)(t - 8) \le 0
したがって、2t82 \le t \le 8
(2) 5t2+50t120-5t^2 + 50t \le 120
5t2+50t1200-5t^2 + 50t - 120 \le 0
5t250t+12005t^2 - 50t + 120 \ge 0
t210t+240t^2 - 10t + 24 \ge 0
(t4)(t6)0(t - 4)(t - 6) \ge 0
したがって、t4t \le 4 または t6t \ge 6
(1)と(2)を同時に満たすttの範囲を求める。
(1)より、2t82 \le t \le 8
(2)より、t4t \le 4 または t6t \ge 6
したがって、2t42 \le t \le 4 または 6t86 \le t \le 8

3. 最終的な答え

2t42 \le t \le 4 または 6t86 \le t \le 8

「代数学」の関連問題

問題は、$(A+B)^3$ を展開した結果が $A^3 + B^3$ に何を加えたものになるかを求める問題です。つまり、$(A+B)^3 = A^3 + B^3 + \dots$ の $\dots$ ...

展開因数分解多項式
2025/7/11

正則行列 $P$ を適切に定めて、$P^{-1}AP$ をジョルダン標準形にせよ。ただし、固有値 $\lambda$ が $\mu$ であるとき、 $(A-\mu I)\vec{x} = \vec{v...

線形代数ジョルダン標準形固有値固有ベクトル一般化固有ベクトル行列の対角化
2025/7/11

与えられた方程式 $ (26 - 2x)(15 - x) = 240 $ を解いて、$x$ の値を求めます。

二次方程式方程式因数分解解の公式
2025/7/11

与えられた2次方程式 $ (x+3)^2 - 2(x+3) - 24 = 0 $ を解いて、$x$ の値を求めます。

二次方程式因数分解解の公式代入
2025/7/11

与えられた二次方程式 $5x^2 - 3x = 0$ を解く問題です。

二次方程式因数分解方程式解の公式
2025/7/11

与えられた分数の式を計算し、分母を有理化します。 式は $\frac{3\sqrt{3}+5}{3\sqrt{3}-5}$ です。

分数の計算有理化平方根式の展開
2025/7/11

与えられた行列 $A$ の行列式 $|A|$ を計算し、逆行列 $A^{-1}$ の $(2,3)$ 成分と $(3,1)$ 成分を求めます。 行列 $A$ は次のように与えられています。 $ A =...

線形代数行列式逆行列行列
2025/7/11

二次方程式 $x^2 + 18x + 72 = 0$ を解きます。

二次方程式因数分解方程式の解
2025/7/11

二次方程式 $x^2 + 18x + 72 = 0$ を解け。

二次方程式因数分解方程式の解
2025/7/11

与えられた方程式 $(10 - x)(12 - 2x) = 90$ を解いて、$x$ の値を求める問題です。

二次方程式因数分解方程式
2025/7/11