次の等式が成り立つことを証明する問題です。 (1) $\frac{a}{b} = \frac{c}{d}$ のとき、 $\frac{a+c}{b+d} = \frac{ad+bc}{2bd}$ を証明する。 (2) $\frac{x}{b-c} = \frac{y}{c-a} = \frac{z}{a-b}$ のとき、 $(b+c)x + (c+a)y + (a+b)z = 0$ を証明する。
2025/4/2
1. 問題の内容
次の等式が成り立つことを証明する問題です。
(1) のとき、 を証明する。
(2) のとき、 を証明する。
2. 解き方の手順
(1) のとき、 を証明する。
より、 が成り立つ。
右辺を変形すると、
となる。
同様に、
となる。
ここで、 とおくと、、 となる。
左辺は、
となる。
したがって、 が成り立つので、。
右辺について、
について、より、
同様に、
したがっては一般には成り立たない
ただし、のときのみ成立する。
(2) のとき、 を証明する。
とおくと、、、 となる。
したがって、 が成り立つ。
3. 最終的な答え
(1) はの場合にのみ成り立つ
(2)