この積分を計算するために、部分積分を用いることができます。まず、ガウス積分
∫0∞e−x2dx=2π を使うことを考えます。
部分積分を適用します。u=x、dv=xe−x2dx とすると、du=dx、v=−21e−x2 となります。 ∫0∞x2e−x2dx=∫0∞x⋅(xe−x2)dx =[x⋅(−21e−x2)]0∞−∫0∞1⋅(−21e−x2)dx =[−21xe−x2]0∞+21∫0∞e−x2dx limx→∞xe−x2=limx→∞ex2x であり、ロピタルの定理を使うと、 limx→∞ex2x=limx→∞2xex21=0 したがって、[−21xe−x2]0∞=0 となります。 ∫0∞x2e−x2dx=21∫0∞e−x2dx=21⋅2π ∫0∞x2e−x2dx=4π