与えられた3次式 $x^3 + 2x + 3$ を因数分解する問題です。

代数学因数分解3次式因数定理割り算判別式
2025/7/13

1. 問題の内容

与えられた3次式 x3+2x+3x^3 + 2x + 3 を因数分解する問題です。

2. 解き方の手順

まず、因数定理を利用して、与えられた式が (xα)(x - \alpha) を因数に持つような α\alpha を探します。
x=1x=-1 を代入すると、(1)3+2(1)+3=12+3=0(-1)^3 + 2(-1) + 3 = -1 - 2 + 3 = 0 となるため、x+1x+1 が因数であることがわかります。
したがって、x3+2x+3x^3 + 2x + 3(x+1)(x+1) で割り切れるはずです。
次に、実際に割り算を行います。
x3+2x+3x^3 + 2x + 3x+1x+1 で割ると、
```
x^2 - x + 3
x+1 | x^3 + 0x^2 + 2x + 3
x^3 + x^2
-----------
-x^2 + 2x
-x^2 - x
-----------
3x + 3
3x + 3
-----------
0
```
よって、x3+2x+3=(x+1)(x2x+3)x^3 + 2x + 3 = (x+1)(x^2 - x + 3) となります。
最後に、2次式 x2x+3x^2 - x + 3 がさらに因数分解できるかを確認します。
判別式 D=(1)24(1)(3)=112=11<0D = (-1)^2 - 4(1)(3) = 1 - 12 = -11 < 0 であるため、実数の範囲ではこれ以上因数分解できません。

3. 最終的な答え

x3+2x+3=(x+1)(x2x+3)x^3 + 2x + 3 = (x+1)(x^2 - x + 3)

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