問題2 (1):
連立方程式は次の通りです。
3x+4y=5 2x+5y=1 1番目の式を2倍、2番目の式を3倍すると、
6x+8y=10 6x+15y=3 これらを引くと、
3x+4(−1)=5 問題2 (2):
連立方程式は次の通りです。
2x+3y+7z=9 x+2y+3z=4 3x+8y+7z=10 2番目の式を2倍して1番目の式から引くと、
(2x+4y+6z)−(2x+3y+7z)=8−9 2番目の式を3倍して3番目の式から引くと、
(3x+6y+9z)−(3x+8y+7z)=12−10 −2y+2z=2 y−z=−1 と −y+z=1 より、これは不定解を持つことを意味する。 y=z−1 を 2番目の式に代入すると、 x+2(z−1)+3z=4 x+2z−2+3z=4 解は (x,y,z)=(6−5z,z−1,z) 問題2 (3):
連立方程式は次の通りです。
x−3y−4z=2 2x−6y−8z=4 3x−9y−12z=6 2番目の式は1番目の式の2倍、3番目の式は1番目の式の3倍なので、実質的に1つの式しかありません。
x=3y+4z+2 解は (x,y,z)=(3y+4z+2,y,z) 問題3:
行列は次の通りです。
A=134256232−8−19−22598 2行目から1行目の3倍を引き、3行目から1行目の4倍を引くと、
1002−1−22−3−6−85105−6−12 3行目から2行目の2倍を引くと、
1002−102−30−8505−60 階数は2です。
問題4:
連立方程式は次の通りです。
x+2y+z=4 3x+7y+5z=9 2x+6y+sz=t 1番目の式を3倍して2番目の式から引くと、
(3x+7y+5z)−3(x+2y+z)=9−3(4) y+2z=−3 1番目の式を2倍して3番目の式から引くと、
(2x+6y+sz)−2(x+2y+z)=t−2(4) 2y+(s−2)z=t−8 y=−3−2z 2(−3−2z)+(s−2)z=t−8 −6−4z+sz−2z=t−8 (s−6)z=t−2 s−6=0 かつ t−2=0 のとき、解は無数に存在します。つまり、s=6 かつ t=2 のとき、解が存在します。 s−6=0 のとき、z=s−6t−2 となり、解が存在します。 したがって、解を持つための条件は、s=6 または t=2 です。言い換えると、s=6ならばt=2である必要があります。