グラフにおいて、点 $s$ から点 $t$ までの最短路とその長さを求める問題です。

離散数学グラフ理論最短経路ダイクストラ法ベルマンフォード法
2025/7/13

1. 問題の内容

グラフにおいて、点 ss から点 tt までの最短路とその長さを求める問題です。

2. 解き方の手順

最短路を求めるには、ダイクストラ法やベルマンフォード法などがありますが、グラフが比較的小さく、辺の重みが全て正であることから、ここでは目視で最短路を探索します。ssからttまでの経路をいくつか検討し、その長さを比較することで最短路を求めます。
* 経路1: ss -> (10) -> (1) -> tt: 長さ = 10+1+5=1610 + 1 + 5 = 16
* 経路2: ss -> (10) -> (4) -> tt: 長さ = 10+4+2=1610 + 4 + 2 = 16
* 経路3: ss -> (6) -> (3) -> tt: 長さ = 6+3+5=146 + 3 + 5 = 14
* 経路4: ss -> (6) -> (6) -> (8) -> tt: 長さ = 6+6+8=206 + 6 + 8 = 20
* 経路5: ss -> (3) -> (2) -> (8) -> tt: 長さ = 3+2+8=133 + 2 + 8 = 13
* 経路6: ss -> (3) -> (3) -> (2) -> tt: 長さ = 3+3+2=83 + 3 + 2 = 8

3. 最終的な答え

最短路は ss -> (3) -> (3) -> (2) -> tt で、その長さは 8 です。
長さ: 8

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