円 $x^2+y^2+4x-2y-1=0$ について、以下の問いに答える。 (1) 円の中心と半径を求める。 (2) 直線 $4x+3y-5=0$ が円によって切り取られてできる線分の長さを求める。

幾何学方程式中心半径直線距離三平方の定理
2025/7/13

1. 問題の内容

x2+y2+4x2y1=0x^2+y^2+4x-2y-1=0 について、以下の問いに答える。
(1) 円の中心と半径を求める。
(2) 直線 4x+3y5=04x+3y-5=0 が円によって切り取られてできる線分の長さを求める。

2. 解き方の手順

(1) 円の方程式を平方完成する。
x2+4x+y22y1=0x^2+4x+y^2-2y-1=0
(x2+4x)+(y22y)1=0(x^2+4x)+(y^2-2y)-1=0
(x2+4x+4)+(y22y+1)141=0(x^2+4x+4)+(y^2-2y+1)-1-4-1=0
(x+2)2+(y1)2=6(x+2)^2+(y-1)^2=6
よって、中心は (2,1)(-2, 1)、半径は 6\sqrt{6} である。
(2) 円の中心から直線までの距離 dd を求める。
直線 ax+by+c=0ax+by+c=0 と点 (x0,y0)(x_0, y_0) の距離は
d=ax0+by0+ca2+b2d = \frac{|ax_0+by_0+c|}{\sqrt{a^2+b^2}}
である。この公式を用いる。
d=4(2)+3(1)542+32=8+3516+9=1025=105=2d = \frac{|4(-2)+3(1)-5|}{\sqrt{4^2+3^2}} = \frac{|-8+3-5|}{\sqrt{16+9}} = \frac{|-10|}{\sqrt{25}} = \frac{10}{5} = 2
次に、切り取られる線分の長さを 2l2l とすると、三平方の定理より
l2+d2=r2l^2+d^2=r^2
l2=r2d2l^2 = r^2 - d^2
l=r2d2l = \sqrt{r^2 - d^2}
ここで r=6r=\sqrt{6} であり d=2d=2 であるから、
l=(6)222=64=2l = \sqrt{(\sqrt{6})^2 - 2^2} = \sqrt{6-4} = \sqrt{2}
したがって、切り取られる線分の長さ 2l=222l = 2\sqrt{2}

3. 最終的な答え

(1) 中心: (2,1)(-2, 1)、半径: 6\sqrt{6}
(2) 222\sqrt{2}

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