画像には2種類の問題があります。 一つ目は、与えられた2次関数について、最大値と最小値を求める問題です。ただし、最大値または最小値が存在しない場合もあります。 二つ目は、与えられた範囲における2次関数の最大値と最小値を求める問題です。

代数学二次関数平方完成最大値最小値定義域
2025/7/13

1. 問題の内容

画像には2種類の問題があります。
一つ目は、与えられた2次関数について、最大値と最小値を求める問題です。ただし、最大値または最小値が存在しない場合もあります。
二つ目は、与えられた範囲における2次関数の最大値と最小値を求める問題です。

2. 解き方の手順

* **1つ目の問題**
* **平方完成:** 与えられた2次関数を y=a(xp)2+qy = a(x-p)^2 + q の形に変形します。
* **最大値・最小値の判定:**
* a>0a > 0 のとき、下に凸な放物線になるので、最小値 qq を持ちます。最大値はありません。最小値をとる xx の値は x=px = p です。
* a<0a < 0 のとき、上に凸な放物線になるので、最大値 qq を持ちます。最小値はありません。最大値をとる xx の値は x=px = p です。
* a=0a = 0 の場合、二次関数でなくなるので、この問題には該当しません。
* **2つ目の問題**
* **平方完成:** 与えられた2次関数を y=a(xp)2+qy = a(x-p)^2 + q の形に変形します。
* **軸の位置の確認:** 軸 x=px = p が定義域に含まれているかを確認します。
* **最大値・最小値の判定:**
* a>0a > 0 の場合:
* 軸が定義域に含まれていれば、軸の位置で最小値をとります。定義域の端点で最大値をとります。
* 軸が定義域に含まれていなければ、定義域の端点のどちらかで最小値を、もう一方の端点で最大値をとります。
* a<0a < 0 の場合:
* 軸が定義域に含まれていれば、軸の位置で最大値をとります。定義域の端点で最小値をとります。
* 軸が定義域に含まれていなければ、定義域の端点のどちらかで最大値を、もう一方の端点で最小値をとります。
* **具体的な値の計算:** 最大値・最小値をとる xx の値をそれぞれ関数に代入し、最大値と最小値を計算します。

3. 最終的な答え

画像に書かれている答えは以下の通りです。
(見やすさのために、若干修正しています。)

1. y = x^2 - 4x - 4

* 平方完成: y = (x - 2)^2 - 8
* 最大値: なし
* 最小値: x = 2 で -8

2. y = -x^2 + 2x - 3

* 平方完成: y = -(x - 1)^2 + 2
* 最大値: x = 1 で 2
* 最小値: なし

3. y = 3x^2 + 12x - 6

* 平方完成: y = 3(x + 2)^2 - 18
* 最大値: なし
* 最小値: x = -2 で -18

4. y = 2(x - 1)(x + 4) = 2x^2+6x-8

* 平方完成: y = 2(x + 3/2)^2 - 17/2
* 最大値: なし
* 最小値: x = -3/2 で -17/2

5. y = x^2 + 4x, -1 <= x <= 1

* 平方完成: y = (x + 2)^2 - 4
* 最大値: x = 1 で 5
* 最小値: x = -1 で -3

6. y = x^2 + 2x - 3, -3 <= x <= 1

* 平方完成: y = (x + 1)^2 - 4
* 最大値: x = 1 で 0
* 最小値: x = -1 で -4

「代数学」の関連問題

与えられた式を計算する問題です。 (1) $(a^2b)^4$ (2) $(-5ab^3)^3$

指数法則式の計算代数
2025/7/14

与えられた2次関数 $y = x^2 + 6x + 7$ を平方完成する問題です。つまり、$y = (x + a)^2 + b$ の形に変形し、$a$ と $b$ の値を求める必要があります。

二次関数平方完成二次関数のグラフ
2025/7/14

多項式 $A$, $B$, $C$ が与えられたとき、$2(A+B) - 3(B-2C)$ を計算する問題です。 $A = 4x^2 + xy - 2y^2$, $B = -3x^2 + 3xy - ...

多項式式の計算展開
2025/7/14

与えられた二次関数 $y = -x^2 + 4x - 8$ を平方完成の形に変形する問題です。つまり、$y = a(x-p)^2 + q$ の形に変形します。

二次関数平方完成関数の変形
2025/7/14

2次関数 $y = (x-p)^2 + q$ のグラフを、x軸方向に1、y軸方向に2だけ平行移動すると、$y = (x-6)^2 + 9$ のグラフに重なる。このとき、$p$ と $q$ の値を求めよ...

二次関数平行移動グラフ方程式
2025/7/14

多項式 $A = -4x^2 + 8 - x^3$ と $B = 6x + 4x^3 + x^2 - 2$ が与えられたとき、$A+B$ と $A-B$ を計算する。

多項式式の計算同類項
2025/7/14

与えられた多項式の計算を行い、式を整理して簡単にします。問題の式は以下の通りです。 $3x^2 + 2x + 5 - (x^2 - 3x^3) - (4x^3 + x - 4)$

多項式式の整理計算
2025/7/14

放物線 $y = a(x-p)^2 + q$ をx軸方向に3、y軸方向に4だけ平行移動させると、$y = 2(x-4)^2 + 7$ のグラフに重なる。このとき、$a, p, q$ の値を求める。

二次関数放物線平行移動グラフ
2025/7/14

与えられた2次関数 $y = 2(x-3)^2$ の頂点の座標を求める問題です。

二次関数頂点平方完成
2025/7/14

問題は、次の2つの式を計算することです。 (1) $(x^2)^3$ (2) $(-3x^3)^4$

指数法則べき乗
2025/7/14