問題43は、次の2次不等式を解く問題です。 (1) $x^2 - 2x + 3 > 0$ (2) $x^2 + 2x + 2 \le 0$ 問題44は、直角三角形の辺の長さを求める問題です。三平方の定理を利用して、空欄に当てはまる数を求めます。

代数学二次不等式三平方の定理判別式実数解
2025/4/2

1. 問題の内容

問題43は、次の2次不等式を解く問題です。
(1) x22x+3>0x^2 - 2x + 3 > 0
(2) x2+2x+20x^2 + 2x + 2 \le 0
問題44は、直角三角形の辺の長さを求める問題です。三平方の定理を利用して、空欄に当てはまる数を求めます。

2. 解き方の手順

問題43
(1) x22x+3>0x^2 - 2x + 3 > 0
この2次不等式を解くために、まず2次方程式 x22x+3=0x^2 - 2x + 3 = 0 の判別式 DD を計算します。
D=(2)24(1)(3)=412=8<0D = (-2)^2 - 4(1)(3) = 4 - 12 = -8 < 0
判別式が負であるため、この2次方程式は実数解を持ちません。また、x2x^2 の係数(1)が正であるため、x22x+3x^2 - 2x + 3 は常に正の値をとります。したがって、不等式 x22x+3>0x^2 - 2x + 3 > 0 はすべての実数 xx について成り立ちます。
(2) x2+2x+20x^2 + 2x + 2 \le 0
この2次不等式を解くために、まず2次方程式 x2+2x+2=0x^2 + 2x + 2 = 0 の判別式 DD を計算します。
D=(2)24(1)(2)=48=4<0D = (2)^2 - 4(1)(2) = 4 - 8 = -4 < 0
判別式が負であるため、この2次方程式は実数解を持ちません。また、x2x^2 の係数(1)が正であるため、x2+2x+2x^2 + 2x + 2 は常に正の値をとります。したがって、不等式 x2+2x+20x^2 + 2x + 2 \le 0 を満たす実数 xx は存在しません。
問題44
(1) 三平方の定理より、a2+b2=c2a^2 + b^2 = c^2 (a,bは直角を挟む辺、cは斜辺)
したがって、32+42=x23^2 + 4^2 = x^2
9+16=x29 + 16 = x^2
25=x225 = x^2
x=5x = 5
(2) 三平方の定理より、a2+b2=c2a^2 + b^2 = c^2 (a,bは直角を挟む辺、cは斜辺)
したがって、y2+52=62y^2 + 5^2 = 6^2
y2+25=36y^2 + 25 = 36
y2=11y^2 = 11
y=11y = \sqrt{11}

3. 最終的な答え

問題43
(1) すべての実数
(2) 解なし
問題44
(1) 5
(2) 11\sqrt{11}

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